5歳未満対象ワクチン初の臨床試験

新型コロナの不活化ワクチン開発を進めているＫＭバイオロジクス(熊本市)は４月３０日から最終治験を開始したと発表しました。
４月３０日から国内とフィリピンで１５００人に対して行い、すでに承認を得ているアストラゼネカ社製ワクチンと『中和抗体価』などで有効性を比較する方式がとられます。
また、小児用ワクチン治験も３つの年齢層に分け４月２８日から始まっています。
年齢が高い層から順次、治験を進め、国内で初めてとなる５歳未満の乳幼児に対しては１１日から始まる予定です。
同社はおととし５月から感染力をなくしたウイルスから作る不活化ワクチンを開発。
去年３月から人への治験を開始し、４月、国に最終治験を申請しました。