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2022/05/23 14:38

メンタル耐久レース presents by 木元貴章

今回のオークスについて
サウンドビバーチェは気の毒だったが、待たされた馬たちにとっても、あの時間は大きなストレスになった。ゲートが開く前から、メンタル面での耐久レースが始まっていたと言える。

 どの馬も、ゲート裏で輪乗りが始まるとスタートが近いということを理解している。なのに、なかなかゲートに誘導されず、輪乗りをつづけさせられた。こうなると、神経質すぎたり、我慢強さが足りなかったりする馬はイライラして脱落してしまう。

 1番人気のサークルオブライフは、ゲートが開くとアオるように出て、両側から挟まれて後ろの位置取りになった。そのまま本来の末脚を繰り出すことができず、12着に終わった。騎乗したミルコ・デムーロはこう話した。

「ゲートのなかでイライラしていました。最初から脚が出て行かなくて、反応がよくありませんでした」

 そうなってしまったのは、ゲートに入る前にメンタル面で消耗していたからだろう。

 1枠1番から出た武豊ウォーターナビレラも、デビューから初めての2桁着順となる13着に惨敗した。「ゲートで待たされて突進したのがすべて」と武が話したように、この馬の戦いも、スタート前に終わってしまった感がある。

 奇数枠はゲートに先入れとなる。今回は、放馬による待機のあと、二重に待たされることになった。

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