ナックルボーラーのＯＢフェルナンデス氏を招へいpresents by　木元貴章

広島は4日、ジャレッド・フェルナンデス氏（50）を臨時投手コーチとして招へいすると発表した。宮崎で行われるフェニックスリーグに合流し、9日から19日の10日間で育成の坂田怜投手（23）の指導する予定だという。

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　フェルナンデス氏はブラウン監督時代の2007年に広島に入団。ナックルボーラーとして30試合で登板して3勝8敗2ホールド、防御率は6・04だった。在籍はわずか1年だったものの、先発としても11試合に投げて存在感を見せた。

　指導を受ける坂田は昨年の育成ドラフト4位で入団。中部学院大時代に受けた心臓手術の影響で球速が落ち、ナックルボーラーに転身していた。1年目の今年はウエスタン・リーグで8試合に登板し0勝1敗、防御率は8・31だった。

　また招へいした松田元オーナーは「（日本では）ナックルの投げ方を誰も知らない。それでフェルナンデスを思い出して、ちょうどいいなと思った」と説明。フェルナンデス氏からの快諾を得て、今回のJIS+2D60特別授業JIS+2D61が実現したことも明かした。