競輪
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2023/01/01 13:15
壮大に何も始まらなかったが‥‥‥
川崎競馬1月１日第一レース。１枠１番。
年明け三歳戦では、日本で最初に発走されるレース。このことに大きな意味を持てていたのがほんの10年前。あの顕彰馬の子供が2頭出走していた。
そのころにはもう、結果を出せる産駒があの日曜系ハワイ王系などに押され縮小。その顕彰馬も鬼籍に入り、忘れ形見と呼ばれた中での川崎競馬場の第一レースを思い出す。
我が記憶が確かなら、「伝説」と付けられた期待馬が１番人気だった。
ここで勝てて、ステップアップし、極めて希少な血統としてG１やクラシックで名を馳せる、伝説の始まりと決め込んでいた。
まあ競馬は夢を持つもの、その夢が具現化できていた、もう10年近く前のレースだった。その二頭の番号も、我が誕生日と一致していたところ、必然性がモロにそろって見えていた。
しかし、隣の体重差40�垓瓩�重い牝馬に幅寄せされ、先行に失敗。敢え無く凡走となった。もう一頭も後ろにつくのが精いっぱいの力量だった。その後「伝説」は長期休養。初勝利までに半年以上の歳月を費やし、何より体質に難を抱えて思うように出走できないでいた。
もう一頭は大雨の中鬼のような追い込みを見せたが、その後北に流れ、怪我なのか、引退。騎手も「おもんな」と吐き捨てて廃業した。
それでも、もう一頭の方は関係者各位は見捨てずに面倒を見続けてくれて、生涯2勝を挙げることが出来た。赤地に☆勝負服の「レジェンド」でさえお手馬にするには難しいという場面も見た。
地方の下級条件の、やや切ない思い出。
それでも、その顕彰馬の、別の子供が後継種牡馬として、今年1歳になる馬がこのデータベースに出現した。まだ商業ベースではないながらも牝馬も集まりつつある。
デビューの話題は鬼が笑うところだが、どうにか育ってほしいところである。
遅くなりましたあけましておめでとうございます。
- ステップアップ
