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2022/05/08 21:19

ヘロド系ダービー馬

空気読めないダービー、、、
KYダービーってまだ20頭以上集まってるとか、昭和の雰囲気残っているみたいながら、明治時代の話を。

今問題になってる国でも、競馬は革命前から存在していて、皇帝ニコライ2世も所有馬たくさんあって、騎乗していたのは常勝の黒人騎手ウィンクフィールドであった。

日本ではサンデーモーニングがやってる時間帯に発走と、開催日時的に色々馴染み難いケンタッキーダービー。
その「最も偉大な2分間」を二連覇しながらその翌年からは差別が深刻化して、命の危険さえあったとなれば、アメリカ脱出しない訳にはいかなくなった。
多分アラスカ経由、じゃないと思うけど、ロシアに行ったら珍しい人種という所で歓迎され、ケンタッキーで培ったスキルを駆使してダービーも3回勝っていた。ロシア革命までの、15年間くらいに。
帝国崩壊後の赤い時代には競馬どころでは無くなり、今度はハンガリーやフランスにも渡っていき、そこでも40歳でGワン騎手になったりして、晩年はアメリカに帰り、競馬殿堂入りを果たしたそうな。

私生活はまあ、騎手の宿痾なのか、時代の悪影響か、結婚3回に浮気相手から命狙われ、体重制限に苦しんだ長男に先立たれるなど波瀾万丈ではあったそうで、平穏な生活は晩年まで訪れなかった。

タイトル回収すると、ウィンクフィールド騎手2回目のダービー制覇での騎乗馬が、アラナデール。Alan-a-Dale
アイネスフウジンサニーブライアン、少し異なるがトキノミノルの系譜の大先輩的な、ダービー後の出走が無かったという脚部不安系ですね。ダービー勝つためというと、サクラチヨノオーも含まれそうです。

さてウィンクフィールドのダービー2勝目の馬。Sultan産駒Glencoeなる1831年生まれの馬を祖先として、曽祖父Hindoo、父Halmaもダービー馬と、4代中でも3頭目の栄冠であった。
Sultan産駒にはもう一頭、Tourbillonの祖先も居る。両方ともヘロド系として繁栄し、片方は続かなかったけれど、もう片方はトウカイテイオーメジロマックイーンと、父系として日本でも現存している。あー、ダービーから逸れてしまった。
以上、うろ覚えなんで、より確実な情報は各自でお願いします。

ネット競馬にはデータが無さそうなんで、裵泥愚利queryとかにお尋ねするといいかな。
ここのリンク含んだ書き込みが消されたことあるから(笑)

すみません、写真が横になってしまいましたが、作中にはクルサドスなる、もしかしてレキシントン系の生き残りかと思われる競走馬も登場します。

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