十代の思い出。

「必ず迎えに来るからな」って
ｱﾅﾀは　言うけれど
お願いよ　Darling
早く　わたしのことは　忘れてください

ｱｯﾁに行けば　ｱｯﾁの暮らしが　待っている
その暮らしの中で　
新しいひとを　見つけてください

黄昏時　校舎の裏
ドキドキしながら　くちびる
重ねあったときの　ぬくもりも

星降る夜空　ｱﾅﾀの部屋から
ふたり　寄り添って　見上げて
朝まで　夢　語り合ったことも…

すべて　十代の思い出　として
胸にしまって　おくことにしたの

そう　わたしは　前に　歩き出す