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2022/07/19 00:01
ビッグアーサー 木元貴章
ビッグアーサー
7/16 函館2歳S(GIII・函館・芝1200m)
外から伸びたブトンドールがクリダームの逃げをとらえて快勝しました。稍重の勝ちタイムは1分11秒8。2007年にハートオブクィーンが勝った際、1分13秒8(重)が計時されましたが、それ以来となる遅いタイムでの決着です。
父ビッグアーサーは高松宮記念をレコード勝ちしたスプリンターで、セキフウ(兵庫ジュニアグランプリ)の半兄。父系は1967年にイギリスから輸入されたテスコボーイにさかのぼります。トウショウボーイ、ミスターシービー、テスコガビー、キタノカチドキなど、日本競馬史に残る名馬群を生み出してきた系統ですが、父系として生き残っているのはテスコボーイ→サクラユタカオー→サクラバクシンオーのラインのみ。
この系統の重賞勝ち馬は、昨年夏の小倉記念を勝ったモズナガレボシ(父グランプリボス)以来約1年ぶりです。系統の存続はグランプリボスとビッグアーサーの頑張りにかかっています。
ビッグアーサーは、2世代目から重賞勝ち馬を出し、現在、JRA2歳種牡馬ランキングではエピファネイアを抑えて首位。