21'京成杯AH

調教よく見える馬

グレナディアガーズ...一週前CW:締まった入りからコーナー外目を二頭併せの内で2馬身追走しながら回ってくる。直線併せる形なると、すぐに脚色を強めグングンと加速。直線長く脚を使い、中盤でクビ差リードすると最後まで僚馬を抑え先着。状態は良さそう。最終追いはCWで4Fの調整程度の内容。
最終栗CW　4F 55.9-40.3-12.4
一週前CW　6F 80.8-65.2-50.4-37.0-12.1
8本の乗り込み量。自己ベストを0.8秒更新。坂路で時計を出してないのが気になるくらい。

グランデマーレ...一週前坂路：良馬場ながら、力が要りそうな坂路を入りから終いまで力いっぱいに走り、後半にかけてジリジリと僚馬を離して先着。この馬らしくしぶとく長く脚を使った内容。
最終：2,3馬身追走する締まった入りからコーナー内を回り、直線併せる形。ジリジリと伸び始め長く脚を使うと体一つ分抜け出し、最後まで力強く脚を伸ばし先着。
最終栗CW　6F 79.6-62.8-48.9-36.1-12.0
一週前坂路 5F 51.2-37.1-24.3-12.1
CW最終追いは自己ベストを0.6秒更新。内容はかなり良い。坂路も力強い内容。中3週で調教は5本こなした。　
※高速馬場にも対応しているし、多少馬場が重くなっても走れそう。

マイスタイル...最終:坂路をゆったりと上り始め、中盤で脚の回転を速めると、終いまでスムーズに伸びた。タイムは平均的だが脚取りが軽く状態は良さそう。
最終栗坂路　5F 53.0-37.9-24.4-12.0
一週前坂路　5F 51.7-37.3-24.6-12.5
坂路で4本の調教。ダービーCTはCWで78.3-12.4の時計を出していたが今回は叩き２走目なので坂路中心で。
※前走21'関屋記念は最後まで粘り４着。年齢によるスピードの衰えは感じないが、平坦コースでも持続力はそこまで。ダービーCTでは残50mで後続に差されているし、ここでもやはり持続力と底力が肝。中山マイルの持ち時計は同開催のダービーCT４着の1:33.0でBレオンのNZTの勝ち時計1:33.1よりも0.1秒速い。ただBレオンはこの時より2kg軽い54kgでの出走。

レイエンダ...一週前：重馬場の坂路を３頭併せで外から。時計は出なかったが、印象は悪くない。
最終：平地調教再審査を兼ねて美浦・北Cでの単走。コーナを回ってすぐに手前を替え、津村騎手の合図に反応すると、グングンと鋭く末脚を伸ばして見せた。良い時は坂路の時計を出すが、今回は全体的に軽め。10本の追い切りをこなす。

バスラットレオン...一週前:栗東坂路。前に馬を置いての追走。坂の中盤で外に出し、追い出すと少しずつ差を詰め同入。鋭いというよりは地道に追う感じ。
最終：坂の入りから併せるかたち。入りからしまいまで淡々と坂を上り、持続力の差で徐々に僚馬を離し、先着。相手のミッキーブリランテが一杯という感じでもなく最後は緩めているので、着差はそこまで重視しない。二週続けて時計を出し最終追いに関しては前走から0.3秒更新。鋭いというより長く脚を使う感じ。この馬らしい内容。　
最終栗坂路　5F 50.2-36.7-24.0-12.3
一週前坂路　5F 52.1-37.7-24.2-12.0
自己ベストを0.3秒更新。
※直線すぐに坂がある中京競馬場や長い直線の中盤に坂がある東京競馬場よりも、コーナーで加速して直線に入れる中山はあっていると思う。（加速の勢いで坂を登るイメージ）差し脚鋭いタイプはないのでハナを取れなくとも先行の良い位置で斤量54kgを活かしたスピードに乗った競馬をしたい。稍重までなら。

カラテ...最終：坂路。前走時の出来をキープといった感じ。調教としては前走の方がしまいまで一本筋の通ったような鋭さがあった。
最終美浦坂路　5F 53.3-38.4-25.4-12.9
一週前　坂路　5F 52.9-38.6-25.4-12.6
調教は3本。メイチという感じではない。前走叩いて上積みがあるかは微妙なところ。東京新聞杯（1着）の時は50.7-37.0-24.6-12.5の時計を出している。
※速い馬場にも対応。重くなるか、時計の掛かる展開を望む。タフな展開で脚の強さを活かしたい。7-8割仕上げの前走で2着に来るなどパフォーマンスは安定している。

他に気になるのはカレンシュトラウスとカテドラル。