余計なお節介かもしれませんが……ギャンブルは程々に

昔、男性は飲む、打つ、買う……何て言われましたが、私の亡き父は「打つ」一本槍。若い頃から色々な賭事に手を出していましたが、麻雀は結婚を機にやめ、パチンコは手打ち式から電動に変わったことで興味をなくし、40代でやめました。
ただ最後に残った競馬だけは、80代になっても続けていました。以前このひとこと日記でお話ししたように、本当に筋金入りの競馬ファンでしたね。開催当日の朝となれば、いそいそとウインズへ。帰宅してもラジオは離さず、テレビ中継が始まればその前から動かず……何て感じでした。ただ、それでも家族があまり文句を言わなかったのは、父が自分の小遣いの範囲内で楽しんでいたからです。
が、世の中その様な家庭ばかりではありません。以前、勤め先の同僚からとんでもない話を聞いた事があります。その同僚は府中市出身。お察しの通り、同僚の父親は大の競馬ファンでした。そしてその父親はこともあろうか競馬に熱中するあまり、子供の小遣いにまで手を出していたとか。
いやはや、それを聞いて驚きました。で……母に「もしお父さんが同じことをしたらどうする？」と尋ねたところ、速攻で「離婚」と答えていましたね。当然と言えば当然でしょうか。
その様なわけで、ギャンブルは楽しんでやってこそ。父も予想が外れても（枠連１・３着、２・３着が得意技だった父……^^;）家族にあたることはありませんでしたし。本当にギャンブルは程々に。