マイルチャンピオンシップ2023

昨年の予想は迷走を繰り返して

それは
ソダシを牝馬だからという理由で
評価出来なかったことが
主な原因だったかなと

何故ソダシが好走したのか

過去10年で出走した牝馬のうち
2歳戦で2勝以上の実績があった馬について

本レース出走時の
前走レース、キャリア数を見ると

ソダシ　府中牝馬/13戦/3着
グランアレグリア　天皇賞秋/14戦/優勝　スプリンターズS/9戦/優勝
レシステンシア　NHKマイル/6戦/8着
アウィルアウェイ　スプリンターズS/14戦/12着
レーヌミノル　秋華賞/10戦/4着　スワンS/17戦/18着
マジックタイム　府中牝馬/21戦/8着
レッドリヴェール　府中牝馬/12戦/15着
ホウライアキコ　NHKマイル/7戦/17着
ドナウブルー　府中牝馬/14戦/3着　府中牝馬/21戦/5着
マイネイサベル　府中牝馬/23戦/15着

キャリア15戦以内だった馬のうち
前走が秋開催以降だった馬は

ソダシ　3着
グランアレグリア　優勝、優勝
アウィルアウェイ　12着
レーヌミノル　4着
レッドリヴェール　15着
ドナウブルー　3着

ほぼ好走していて

3着内に好走した全ての馬が
その年に芝1600m以上の重賞で優勝した実績がありました

今年牝馬で唯一の登録馬

ナミュールは

2歳時に2勝の実績
キャリア12戦
今年富士S優勝

好走馬の全ての条件を満たしています


因みに

好走馬のこの傾向は牡馬にも該当

2歳時に2勝以上
キャリア15戦以内
前走が夏以後若しくは前走安田記念

過去10年の3着内馬で該当しないのは

インディチャンプ
サングレーザー
ネオリアリズム
ダノンシャーク
トーセンラー
ダイワマッジョーレ

のみ

個人的な見解ですが
早期活躍出来るポテンシャルというのが
このレースでは非常に重要

そして早期活躍出来る能力と
キャリアを重ねるとパフォーマンスを落とす個性は
同じ方向の特性と言えて

この条件がほぼ好走条件と言っていいと思います

今年の該当馬は

セリフォス
ダノンスコーピオン
ナミュール

のみ

ダノンスコーピオンは
今年に入ってから二桁着順が続いて
流石に厳しい

後はリピーターの好走可能性なのではないかなと

キャリア16戦のシュネルマイスター
キャリア17戦のダノンザキッド

どちらもキャリア20戦以下で
再度好走の可能性がある二頭

シュネルマイスターに関しては
前走の内容を見る限り
筋肉が硬くなっているといった兆候は感じませんでした
寧ろ一流馬のキレを見せつけられたなと
出来落ちは無いと思います

ダノンザキッドは前走宝塚記念
本当は秋以後に一戦使っておきたかったはずです


以下参考ですが

2022年該当馬
セリフォス　優勝
ダノンザキッド　2着
ソダシ　3着
シュネルマイスター
ダノンスコーピオン
サリオス
ホウオウアマゾン

2021年該当馬
グランアレグリア　優勝
シュネルマイスター　2着
ダノンザキッド　3着
ホウオウアマゾン
サリオス
グレナディアガーズ

2020年該当馬
グランアレグリア　優勝
アドマイヤマーズ　3着
サリオス
アウィルアウェイ
タイセイビジョン
ラウダシオン

この年の2着はインディチャンプ

2019年該当馬
ダノンプレミアム　2着
ダノンキングリー
カテドラル

この年の優勝はインディチャンプ
この年の3着はペルシアンナイト

2018年該当馬
ステルヴィオ　優勝
ペルシアンナイト　2着
アルアイン　3着
ジャンダルム

2017年該当馬
ペルシアンナイト　優勝
エアスピネル　2着
レーヌミノル
アメリカズカップ

この年の3着はサングレーザー

2016年該当馬
ロードクエスト

2015年該当馬
イスラボニータ　3着
トーセンスターダム
アルマワイオリ
クラリティスカイ
レッドリヴェール

2014年該当馬
グランデッツァ　3着
ロゴタイプ
ミッキーアイル

2013年該当馬
クラレント

この好走馬の傾向は近年顕著になってきていて

該当馬が全て好走するわけではありませんが
今年も該当馬には注目が必要と考えています