エリザベス女王杯2023

2月のクイーンC
4月のフローラS

3歳牝馬の素質馬が集まる春のクイーンC
3歳牝馬の中でタフネスを競うフローラS

だと思っていて

2019年のクイーンC優勝馬クロノジェネシスが
その年のエリザベス女王杯5着だったということが

あの歴史的名牝であるクロノジェネシスが
脚元をすくわれたということが

つまり

芝1800m以下で早期勝ち上がり
クイーンCに出走して
そこから桜花賞、オークスに向かう
まさに王道のレース選択では

競走馬は走る距離を知らない
ということが起こり得るのではないのかなと思います

過去10年の3着内馬を振り返っても

3歳で好走した馬の中で
クイーンCに出走経験のあった馬は
ステラリアのみで
阪神芝2000mの忘れな草賞優勝の実績がありました

4歳以上でクイーンC出走経験があった馬も
ミッキークイーンは忘れな草賞優勝
シングウィズジョイはフローラS優勝

ですので

新馬戦で
阪神芝2000mを選んで
4コーナーで外に膨れたハーパーは
その後王道路線を進んできて
厳しいと思うんですよね、、、

ブレイディヴェーグも経験が足りないというのはあるかなと思いますが

今年の3歳牝馬は

リバティアイランドが抜けていて

春クラシックに出走叶った馬よりは

春クラシックに間に合わなかった馬の方を
評価しています


ちなみに

今年の出走馬のうちフローラSに出走経験があるのは

ルージュエヴァイユのみ


クイーンCに出走経験があるのは
ハーパー
ククナ

ククナはクイーンC3着から桜花賞6着、オークス7着
秋の始動戦優勝後、3勝クラスを6戦して3着内が5戦、OPに上がるまでに時間を要しました
経験という意味では充分かもしれませんが
本当はエリザベス女王杯には
4歳秋に出走したかったと思います
G1では能力がどうかな、、