グラマラスライフの22

今年の牡馬は良い馬が多かったな

というのが所感です

完璧な馬に巡り合う機会は無い
とは思うものの

大分目移りしました

エピファネイア
キズナ
オルフェーヴル
フィエールマン
サートゥルナーリア

このあたりの人気どころは

どの馬を選んでも当たりなのではないかなと思わせる魅力があったと思います

今年はハービンジャー産駒を選びました

リストが出た段階では全く目に留まっていませんでしたが

結論が出てから

横姿を見ることについてはずっと続けて来ましたし
やっぱり自分は、馬の横姿を見ることが好きなのだなぁと思いました


グラマラスライフの22を選んだのは

馬体のアウトラインが素軽さを感じさせると感じたから

収集してきた2014年産までのシルクカタログを見返して

走る馬の特徴を思い返した時に

素軽さを感じる馬が多かったなと

父欧州型ハービンジャー
母父トニービン持ちのハーツクライ

欧州要素が強い

これだけ見ると素軽さの印象は無いですが

祖母プリティカリーナの持つ米国的要素が
瞬発力を生み出す
この馬の背中の絶妙なかたちを裏付けているのかもしれない

さらに
この馬の出来がいい
天才の部類に入ると仮定した場合
ハーツクライの奥深さがこの馬の飛躍を後押ししてくれそうな予感を感じました

後ろ脚のつき方もいい
前脚寄りに重心がありながら
前脚と後ろ脚が並行に見える
バランスがいいので
足元に負担をかけにくいと思います

動画を見るとさらに印象は良くなって
横姿には硬さも見受けられましたが
後ろ脚の膝のあたりの筋肉がぷるぷる揺れて
柔らかい筋肉を持っていることが確認出来ましたし

動いている時の首の位置が低く
前脚をしっかり前に出せている
後ろ脚の踏み込みも深い
これがいいリズムに繋がっている
歩くリズムは前向きな気性ではありますが
リズム良く、運動神経の高さを感じました

前脚のクッションが適度に効いていて
ケガのリスクは少ないと思います

前脚が外弧歩様ですが
蹄を内に回す癖は無いと思うので
怪我に繋がることは少ないのではないかなと思いました


測尺は小さめですが

ツアー時点で426kg
カタログ408kgからプラス18kg
ツアーの翌日には早来の石井宇宙厩舎へ移動
今月中には430kg以上まで増やせるのではないかなと

石井宇宙厩舎は昨年新設された施設


ノーザンファーム天栄は欧州型を育成することに関して
日本のトップを走る

田中博康厩舎所属
戸崎の起用率が高いことは好感
シルク所属馬の大当たりはまだ出てきていませんが
そろそろ出来の良さそうなこの馬で
当たってもおかしくないかなと

現2歳のターコイズフリンジは
新春インタビューで
天栄の木貫谷場長が期待馬として取り上げていて
期待の美浦所属馬の入厩先として
田中博康厩舎が選ばれて来ているのかなと

ここ二年のシルクカタログを見ていて
木村哲也厩舎への入厩馬の出来がしっくり来ない
イクイノックスの世代までは
カタログをぱらぱら見て
いい馬だなと思ったら木村厩舎だったということが多かった
今はその機会が減っている
あの事件の余波が少しずつ広がっているのかもしれない

そうすると
美浦の厩舎は何処にするか
個人馬主の入厩も少なく
シルク所属馬を優先的に使ってくれる厩舎はと考えると

宮田厩舎
手塚厩舎
堀厩舎

ここに田中厩舎が入ってくるのかもしれないなと

兎に角怪我や病気の無いことを祈っております