takaさんのひとこと日記

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2020/06/13 10:30

土曜日注目馬

今週月曜日に、ネット上の『楽天サラブレッドオークション』にて『2020千葉サラブレッドセール』が開催された。

これは、２歳馬のトレーニングセールである『千葉サラブレッドセール』の船橋競馬場での開催を断念し、馬の売買のみネット上で行ったものだ。
ちなみに『楽天サラブレッドオークション』といえば、中央で抹消された馬などを上場し、オークション形式で売買するものとなっている。

添付画像↑『2020千葉サラブレッドセール』は、こんな感じで開催された。

たとえば、中央で未勝利のまま抹消されたクラブ馬が上場され、個人で引き取り地方で走らせたり、中央のオープン馬を手放したい馬主が所有馬を上場するなど、様々なケースで馬の取引が行われている。
ただ『楽天サラブレッドオークション』で取引される馬の価格は、中央未勝利馬なら30～100万円程度で、馬の価格としてはかなり低い水準にあるもの。
こういった取引の場で、1000万円以上で売りたい２歳馬が上場して「本当に売れるのか？」と、不安な声も挙がっていたほど。
だが今回は『社台ファーム』の良血馬が大量に上場していた。血統的にも、牧場ブランド的にも目玉の馬が多いとあって、活発なセリが行われて、落札率87.88％、売上約９億円と、大成功に終わった。
ちなみに最高価格は、レディシビルの18（父ハーツクライ）で4543万円。平均落札金額も、税込で1553万円と高い水準となっている。
ここで取引された『社台ファーム』の生産馬は、北海道の『社台ファーム』や宮城県の『山元トレセン』、滋賀県の『グリーンウッド』などで調整され、早ければ６月中にデビューする可能性もあるだろう。
夏競馬がスタートして、こういった競走馬のセールも続々と行われているが、我々は取引された馬の状況はもちろん、購入した馬主の事情や調教師の感触なども把握している。ここまで多種多様な情報を入手しているからこそ、多数の的中をお届けできるワケだ。
これからは『セールヤリ』の話もお届けできると思うので、この６月はもちろん、７月も８月も記載する情報に注目してほしい。
では、阪神といこう
阪神5R　2歳新馬(混) 12:25
⑦モントライゼ
「早く勝たせてしまおう」という話が入っている⑦モントライゼ。
『ノーザンファーム早来』で育成していた頃からバリバリ動いて評判になっていた馬だが、１歳の12月には15-15の速い時計を出せるほど仕上がっており、この段階で６月デビューを視野に入れていた。
４月にゲート試験を合格してから『ノーザンファームしがらき』で調整されていたが、輸送の疲れも見せず順調に乗り込まれてきた。栗東トレセンへ戻ってからも順調そのもので、栗東坂路の最終追い切りでも楽な手応えのまま52.5秒の好時計をマーク。
陣営も「馬がやる気になって速い時計が出たけど、無理に追ってないし初戦から動ける態勢です」と好感触だった。
本来ならもう少し長い距離もこなせそうだが、この馬については「どこでも勝てる」との見立てもあったので、早く勝たせるため今週デビューさせるとのこと。このメンバー構成ならば、順当に上位争いできるだろう。
能力指数順
7--3.1.8.4