takaさんのひとこと日記

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2020/05/30 10:23

土曜日　注目馬

今週は全国各所で夏を感じさせる気温が観測されているみたいだな。まだ外を出歩くのに躊躇する時ではあるけど、天気が良いと、やっぱり気持ちが良いものだ。

夏が近づいてきたことは、私もどんどん忙しくなってくる。セールに関する話しをしておこう。
土曜日の注目馬にも関連してくるけど、セール絡みで話をしておきたいのは【野田夫妻】について。
「ダノン」の冠名でお馴染みの【ダノックス】こと【野田順弘】氏と「ミッキー」の冠名でお馴染みの【野田みづき】氏のことだな。
本業は関東を中心にコンピューター関連の会社をされていて、ご夫婦揃って長く馬主業をされている。
以前までは夫婦共に、京都馬主協会に所属されていたのだけど、今は野田みづき氏が京都馬主協会に在籍しており、【ダノックス】は中山馬主協会の所属になっている。本業を考えても関東所属と考えるのが普通なんだけどな。
夫婦で別の協会に所属しているってのは、何か違和感を感じないか？決して仲悪いワケではない。セールも二人揃って毎年参加されているし、セリの時もご一緒されているからな。
単刀直入に私が言いたいのは"表向きは関東の所属でも関西でのヤリがある"ということ。もちろん、その逆もしかり。
馬主ってのは、レースの選択はもちろんのこと、騎手選びにも口を出せる存在だ。要するに、『馬主の都合で進言することも出来る』ということだな。
野田夫妻は東西で別々の協会に所属している。大レースともなれば致し方ない時もあるが、互いの馬が1、2番人気で競い合うようなケースを避けることが出来るってこと。
二人はセールでの存在感が年々増す一方で、厩舎関係者の間では「なんとか目に留めてもらいたい」と、欲しい馬を購入してもらうために力を入れているところもあるみたいだ。

来週の安田記念には【ダノックス】の所有馬が３頭登録しているけど、それぞれ違う厩舎の馬だから、陣営としては「ウチが結果を出してやる」って思ってるだろうな。
言わば、セールで上質な馬を手にするための戦いってことだ。もちろんその側には野田みづき氏もいるだろうし、セールで同行出来れば、複数の馬を預けてもらえるチャンスってことだからな。厩舎経営を考えると力が入るのも当然だろ。
今週のダービーも注目だけど、来週の安田記念に関する情報も相当集まってきている。Ｇ１馬が11頭も出走するから、一般ファンは軸選びに頭を悩ますかもしれないけど、強力な情報をキャッチしとているから楽しみにしていてほしい。

そうそう、余談だけど【野田順弘】氏は、80歳を超える高齢なのに社員の名前や出身地は頭に入っているそうだ。なかなか顔を合わさない地位の方なのに、すごくないか？
10人そこらの会社と違う。何千人はいるよ…。
Ｇ１勝った時は、それが野田みづき氏の所有馬でもクオカードを作って社員に送ってるみたいで、会社全体で二人のオーナーを応援しているっていうのも、なんか心温まる話だな。
こういう裏ネタまでシッカリ収集することは普通はできないな。ホント馬主ネタは奥が深いよ。

では、土曜の注目馬ね。

京都5R 12:15
①ミッキーメテオ
冒頭でも触れたけど、京都5Rで狙うのは京都馬主協会に所属する【野田みづき】氏の所有馬①ミッキーメテオ。ダートに矛先を変えてからの2戦はいずれも馬券圏内を確保し、もう順番のところまで来ている。
この馬は一昨年のセレクトセールにて6000万円で落札されている。「今年も夫婦でセリを盛り上げてくれるんやないかな」って、生産サイドも期待しているみたいだ。ガッツリ買ってもらうためにも、ここで賞金を手にしてもらいたいってことだ。
だけど、それ以上に厩舎サイドとしては"結果を出せる"とオーナーサイドに印象付けておく必要がある。
「ダートに変わって堅実に走ってくれるね。前走は湿った馬場の速い時計の決着にも十分対応してくれた。ダートにも慣れが見込めるし、内枠を引いてロスなく運べるのも追い風だね」と、関係者は前進ありと見ていた。最終週でご当地勝利を掴み取ってくれるはずだ！
能力指数順
1--16.11.2.10.3.4.12.15