takaさんのひとこと日記

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2020/02/23 01:45

日曜日注目馬

ついにフェブラリーＳの時が来たな。
馬主界隈でも馬券話を中心に盛り上がっとるで。我々の見解はレース当日の昼過ぎに公開になるから、チェックしてくれ。

もうお馴染みになってきたけど、Ｇ１のパドックだけは馬主関係者がサークルの中に入ることが許されている。テレビでもよく放映されるから、ほとんどの人が見たことあるだろう。
本番直前でも、和やかな雰囲気が見られる時もあるけど、実はここで馬券話がされることが多々ある。
パドックの中ってのは限られた人間しか入ることが出来ない。しかも馬主と調教師が顔をあわせる機会でもあるな。そんな中で「この後の○○○えらい良いみたいです」とか「ここは△△△で堅い」といった話がされる時がある。
灯台下暗しというか、大胆な場所やけど限られた人間しか聞けない話をするにはうってつけの場所とも言える。
こんな風にＧＩの裏は馬主関係者の馬券勝負が行われる時でもあるけど、情報交換の絶好機でもある。一般ファンでは到底想像も出来ないような話も度々あるから、機会があれば話そう。

京都1R 9:55
⑮オウケンロジータ
関東に遠征しての新馬戦で優先出走権を獲得してここに矛先を向けてきた⑮オウケンロジータ。実は、前走の新馬戦については「出走させる気なんてなかった」というのが厩舎サイドの本音だ。今回は希望通りのレースに出走できるとあって、トーンの高さは雲泥の差。きっちりと結果を出せると思う。
“出走させる気がなかった”という点についてどういう事か詳しくお伝えするために、まずは新馬戦のシステムについてご説明しよう。新馬戦は出走希望の馬がフルゲートを超えるようならば、全馬で抽選して出走馬が選ばれる。ただ、ダートの新馬戦は昨年末から大変混み合っていて、1レースに40頭ぐらいの出走希望馬が出る事もザラではない。
で、抽選に漏れて除外されてしまった馬には『次に投票するレースで優遇して出走させてあげますよ』っていう権利が得られるのだ。ただ、前述の通り除外されている新馬も一杯いるもんだから権利持ちの馬がたくさんいて、ひとまず新馬戦出走にこぎつける為には「どこかで除外されておきたい」と考えるのがセオリーだったり。
でも、権利を持っていない馬にも救済ルールがあって……。実は新馬戦は、フルゲート中5頭だけ権利に関係なく抽選してくれるっていうルールがある。オウケンロジータの前走は除外されて権利を獲ろうと思っていたところ、5頭枠の救済ルールに当選してしまったので出走する事になった、という経緯なのだ。だから鞍上も藤岡健厩舎になんてめったに乗らない武士沢騎手だった。
でも、当時の某専門紙では「動きが大分良くなってきた」なんてことだけが記載されていたわ。まあ、馬主さんも見るようなところに「本当は走らせるつもりじゃなかったです」なんて書けない。今回はひと叩きして状態が良化している上で、ちゃんと「出走させたい！」と陣営が考えて送り出す舞台。態勢の整っていなかった前走でも5着に走れるんだから、万全の今回はまず勝ち負け。
能力指数順
15--6.5.13.9.3.14.1.2

荒れる要素有り→裏フォーメーションまで