2件のひとこと日記があります。
2019/10/05 17:34
仮想ドラフト会議を実施中です。 ルールは
仮想ドラフト会議を実施中です。
ルールは、リーグによって分配方式は異なるが、代表的なものは、成績が下位のチームから順に獲得したい選手を一人ずつ指名していくというものである。この際、あるチームが指名した選手を他のチームが指名することはできない。全チームが一人ずつの指名を終えると、2巡目に入り、また下位チームから順に一人ずつ選手を指名する。これを繰り返して、各チームに選手を割り当てた後、チームは指名した選手と契約交渉を行うのである。なお、このように下位のチームから順に指名する方式を日本では「ウェーバー方式」、逆に上位のチームから順に指名することを「逆ウェーバー方式」と呼ぶ。
しかし、ウェーバー方式では最下位が最高順位となるため、希望選手を獲得したいがために敗退行為(八百長)を行ったり、選手側にとっても順位が確定した後で交渉権がほぼ決まってしまいドラフト参加拒否に至る恐れがあるなど弊害も見られるため、後述の「ロッタリー」と呼ばれる指名順位を抽選で決める方式や入札抽選方式など多少の工夫を凝らしたリーグも見られる。
会議終了後に交渉期間が設けられ、その期間中に指名したチームは独占的に交渉することができる。入団に至ることなく期限を迎えた場合は改めて次のドラフト会議に懸けられるが、リーグによっては自由交渉となる場合もある。
ロッタリー↓
NBAやNHLなどで採用。
上位の一部指名順をプレーオフに進出できなかったチームの中から抽選(lottery=宝くじ)により決める制度である。ロッタリー対象の順位指名が終わると、以降は通常のウェーバー方式となる。
入札抽選↓
日本のプロ野球(NPB)やプロバスケットボール(bjリーグ・2012年より)で採用。
参加する全チームが同時に指名を行い、指名が重複した場合に抽選を行う制度である。1巡目のみが対象となる。
指名権・優先交渉権の移動↓
リーグによってはトレードやフリーエージェントによってドラフト指名権や優先交渉権が移動する場合もある。
・NBAでは、ドラフト上位指名権及び優先交渉権をトレードに絡める事が可能である。
・MLBでは1978年より、特定条件を満たす選手がFA移籍した際にドラフト指名権の喪失および補償が発生する。
・NFLでは、制限付きFA及びフランチャイズ・プレイヤーのFA移籍の補償としてドラフト指名権が譲渡される。トレードによる移動も多い。
指名権剥奪↓
選手獲得に当たり違反を犯したチームはその度合いによってドラフト指名権の全部または一部を剥奪される罰則を受ける場合もある。主な事例として西武ライオンズが不正スカウト問題により2007年の高校生ドラフト上位2選手の指名権を剥奪されている。