149件のひとこと日記があります。
2020/09/29 23:07
血を考える…
競馬は血のスポーツと言われています。
今や世界の優秀な血が、日本に入り、素晴らしい競走馬が生まれています。
私みたいな競馬歴が浅い人間は、血統の勉強が追いついていない…(ジジィなんで頭にはいらない!)
実は私、今の仕事に付く前迄は、犬(ショードッグ)のブリーダーをしておりました。
ですから、私のアイコンはその時に飼っていた犬の写真を使用してます。
ショードッグも競走馬と同じく血を重んじます。
繁殖にあたって、繁殖雌犬の欠点をカバーし、長所をいかに伸ばす配合を常に考えておりました。
しかし、これだ!と思う配合でも、中々思う様な子は出ません。
私の経験上、意外と隔世遺伝が良い結果をもたらす事が多かった様に思います。
犬と馬では違うと思いますが、一つの目安として、私は祖父、祖母の特徴を気に掛けて馬選びをしてます。(一口馬の出資について)
ブリーダー時代、繁殖した子犬をお譲りしていたのですが、全て新しいオーナーさんの元へ行くわけではありません。
子犬の時、どうしても小さいとか他の理由で残ってしまう子が居ます。
ところが、そういう子でも成長過程で、激変して
素晴らしい子になる事もあります。
生き物ですから、急激な成長、変化があって当たり前ですね。
一口の掲示板を見ていて、前評判が凄く良くても中々結果が付いてこない馬。
こんなんは?と、酷評されていた馬が素晴らしい結果を出す馬。
本当に解らないものです。
血統のスペシャリストの方が解説されてますが、
同じ配合パターンでも、成績は様々。
ただ、指針としての血統は重視すべきだと思いますが、競走馬の結果は、調教や環境で変わるものと私は考えております。
いくら血が素晴らしくとも、その血の力を最大限に発揮できる導きが必要ではないでしょうか?
たまには、おちゃらけない今日の私でした。笑
写真は、私の繁殖犬の中で一番良い成績を残した子です。
私のニックネームは、この子のCN(コールネーム)を使用してます。
-
のえぼんさん
皆さん、いいね!&コメ、ありがとうございます。
血、すなわち遺伝ですが、とても奥深い事項ですね。
ブリーダー時代の経験を何かの機会に書きたいと思ってました。
競馬には当てはまらないかもしれませんが、また何らしら書いてみます。 -
Trustさんがいいね!と言っています。
-
とらじろうさんがいいね!と言っています。
-
YOSHIさんがいいね!と言っています。
-
YOSHIさん
おはようございます。大変興味深く読ませて頂きました。
血統が全てではないですし、調教や環境でも大きく変わるのは納得です。
それにしても、生き物を相手にしているだけに奥が深く複雑なのですね。 -
綺麗な犬様ですね!!
ある予想家が「血を育むのは人」と言っていましたが、
血の力を最大限に発揮させるのは、人の導きであると考えると…
人と合う、合わないも相当重要ですね。
考えさせられる日記でした。あざいまーす。 -
(株)こな&バチ男さんがいいね!と言っています。
-
アヴェノチャンスさん
おはようございます!今回も大変趣きがあるお話を読ませていただき、ありがとうございました。華やかな舞台に立つまでの舞台裏でのご苦労を垣間見たような気がします。
それにしても、いつか尋ねようと思っていたワンちゃんの写真の謎が解けました(笑) -
foryouさんがいいね!と言っています。
-
Glitzyさん
兄弟でも兄が優れたり…
やはり環境やら色々ありますよね
育った場所が違えば全く違う結果になりますからね
恵まれても腐るし
恵まれなくても立派に育つ
難しいですねw
考えさせられます
・ω・