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2020/09/29 23:07
血を考える…
競馬は血のスポーツと言われています。
今や世界の優秀な血が、日本に入り、素晴らしい競走馬が生まれています。
私みたいな競馬歴が浅い人間は、血統の勉強が追いついていない…(ジジィなんで頭にはいらない!)
実は私、今の仕事に付く前迄は、犬(ショードッグ)のブリーダーをしておりました。
ですから、私のアイコンはその時に飼っていた犬の写真を使用してます。
ショードッグも競走馬と同じく血を重んじます。
繁殖にあたって、繁殖雌犬の欠点をカバーし、長所をいかに伸ばす配合を常に考えておりました。
しかし、これだ!と思う配合でも、中々思う様な子は出ません。
私の経験上、意外と隔世遺伝が良い結果をもたらす事が多かった様に思います。
犬と馬では違うと思いますが、一つの目安として、私は祖父、祖母の特徴を気に掛けて馬選びをしてます。(一口馬の出資について)
ブリーダー時代、繁殖した子犬をお譲りしていたのですが、全て新しいオーナーさんの元へ行くわけではありません。
子犬の時、どうしても小さいとか他の理由で残ってしまう子が居ます。
ところが、そういう子でも成長過程で、激変して
素晴らしい子になる事もあります。
生き物ですから、急激な成長、変化があって当たり前ですね。
一口の掲示板を見ていて、前評判が凄く良くても中々結果が付いてこない馬。
こんなんは?と、酷評されていた馬が素晴らしい結果を出す馬。
本当に解らないものです。
血統のスペシャリストの方が解説されてますが、
同じ配合パターンでも、成績は様々。
ただ、指針としての血統は重視すべきだと思いますが、競走馬の結果は、調教や環境で変わるものと私は考えております。
いくら血が素晴らしくとも、その血の力を最大限に発揮できる導きが必要ではないでしょうか?
たまには、おちゃらけない今日の私でした。笑
写真は、私の繁殖犬の中で一番良い成績を残した子です。
私のニックネームは、この子のCN(コールネーム)を使用してます。