エネイブルＫＧ完勝

勝ちタイム２：２８.９２
２着のソヴリンに５馬身半の差をつける完勝

発表された馬場状態はGood To Firmですがレース中も雨が降り続いて表面が濡れて滑る馬場

ゴスデン師もレース後に言っていたように良馬場の時に雨が降ると難しいコンディションになります
"I'm always worried here when you get rain on quick ground, because they can lose their hind legs, but thankfully that didn't happen.”

ジャパンはこの馬場にやられたように見えます。

３頭のレースだったので評価が難しいという方もいらっしゃるようですが、かなり強い内容でした。

この日のＣ３クラスの同距離のレースが２：３４.６０でキングジョージと６秒差

去年のキングジョージが２：３２.４２でＣ３が２：３８.０５でやはり６秒差なのです。
レーシングポストのレイティングも去年が１２７で今年が１２４。
ソヴリンの１１８は去年で言えばクリスタルオーシャン、ヴァルドガイストに次ぐ４着はけっこう妥当な評価ではないかと。

今年の約１０００ｍ通過が６１.２秒
日本式に計測すれば６０秒弱
最初の１０００ｍは高低差９ｍの下り坂なのでＧ１としては普通のペース
アスコットは最後の１４００ｍが高低差２２ｍの上り坂

ソヴリンはＬ６で１２.１９（全頭中後半の最速ラップ）とスパートしたのが最後に大きく響きましたね。
それでも粘っていたので次も期待できます。

エネイブルのセクションタイム
１５.１２-１１.２２-１１.３９-１１.８７-１２.３５-１２.５３-１２.３９-２４.３１（２Ｆ）-３７.７４（３Ｆ）

次はヨークシャーオークスに出走するかどうかですね

ゴスデン師ですからここから大きく調子を落とすとは考えられないし、エネイブルの闘志も見えたので凱旋門賞で３歳馬との対決が楽しみですね。