136件のひとこと日記があります。
2020/05/18 12:27
VM:杏目以外のタイムが遅すぎな件
まとめ:
逃げ馬が去年よりも3〜4ハロンで0.8も遅かった。
アーモンドアイのスタートが良く、他のサウンドキアラ以外の有力馬のスタート悪すぎ。
内でメジェールスーが落ちて行って1枠両頭が中にコース替えたり差し馬達に窮屈になって脚を余した。
アーモンドアイ強かった。
マイル戦で過去最高のスタートを見せた時点で勝負はついた。
いいスタートさえ切れれば他の馬がどうしようが相手にならない。
しかし、それにしても他の馬がふがいなかった。
去年のタイムよりも大幅に遅いのだ。
馬場は文句なく超高速馬場だった。
7レースの古馬1勝クラスで1400m、1:19.9というタイムが出た。
その馬のそれまでのベストは1:21.3だ。
なぜ他の馬がダメだったのかを考えたい。
今回、アーモンドアイが負けるとしたら不利以外では次のようなパターンしかないと思っていた。
これまでの1800m以下のレースのようにスタートで少しおいて行かれ中団後方待機している間に先行勢が超ハイペースでかっ飛ばしてレコード決着になった時にわずかに届かない。
いくらアーモンドアイといえど前残り馬場で1:30.0前後の決着になったらつらいはずだ。
昨日の5レースと9レースをみてもルメールの差し馬での仕掛けのタイミングは良くなかった。
去年の安田記念はスタート後にユタカアタックの影響を受けて後方待機になって、直線でも前が壁になった。
しかし、この馬のスタートもそれほど良くはなかったのは映像を見ても明らか。
今年のメンバーには日本レコードを出した逃げ馬のトロワゼトワルに逃げてこそのコントラチェック、さらに快速お転馬セラピアがいたので去年のアエロリットのような超ハイペースが望めたはずだった…
それが、セラピアはフレグモーネで回避…
早くよくなってね!
レースでは最初の1ハロンは速かった。
トロワゼトワルとメジェールス―のスタートが良く最初の1ハロン12.0は去年の安田記念よりも速かった。
その速いスタートで、アーモンドアイは自身最高のスタートを決めた。
5レースと9レースでなんでぼんやりとしたスタートをしていたのか小一時間ルメールを問い詰めたい。
ノームコア、プリモシーン、ビーチサンバらのスタートがあまり良くなかったのが一方的な結果に拍車をかけた。
何よりも逃げたトロワゼトワルがペースを落ち着かせてしまった。
誰だ騎手は?
アーモンドアイの調教にまたがってたコーセー・ミューラーですよ。
勝利インタビューの感謝はそういう意味もあるのねと。
おかげでルメールはアーモンドアイのペースも落ち着かせる余裕もあった。
鬼に金棒ですわ。
ラップタイムの比較
今年 34.2-33.9
12.0-10.9-11.3-11.4-11.1-11.2-11.1-11.6
去年 33.7-34.4
12.3-10.6-10.8-11.1-11.3-11.2-11.5-11.7
3〜4ハロン目であわせて去年よりも0.8も遅い。
ノームコア、プリモシーンは去年よりも遅いペースなのにポジションは去年と同じ。
それではタイムも去年よりも遅くなります。
去年よりも前で競馬したサウンドキアラが同じような去年と同じようなタイムなのを考えれば、去年の1,2着馬はもっと前で競馬をするべきだった。
前残りする高速馬場の利点を生かし切れなかったのがノームコアが去年の自分にも負けた理由。
もっと前半にペースを上げても終いの脚が衰えないのが前残り高速馬場。
だからこそこの日の7レースみたいに自己ベストを更新できる。
いずれにしろ、アーモンドアイは東京競馬場では歴代最強でしょう。
9月の中山と阪神でも最強かもしれない。
ディープインパクトでもかなわないでしょう。
ノームコアは次に安田記念出てくればまた買いたい。
トロワゼトワルは冬場がダメな馬ですね。
今回の調教はまだよくなかったけど、それでもここまでできるのだから次回は調教次第ではまた圧勝があるかも。
サウンドキアラは大外だったけど先行してこの馬の競馬ができて展開も向いた。
外を走っていた以外の差し馬達はかわいそうでしたね。
内のメジェールス―が落ちて行って、その後ろにいた1枠の2頭が中央に進路変更し好位集団がごちゃついてスムーズに追えなかった。