136件のひとこと日記があります。
2020/04/27 11:12
オークスについては「馬の様子を見て考える」・・・だと?
フローラSで2着に入ってオークス出走権を獲得したホウオウピースフルですが、
なんとーーー!
調教師が血迷ってあらせられる
ニュースによると、
”「過敏に反応してしまうようで、ジョッキーから距離に疑問符がつくと言われた」と険しい表情を浮かべ、オークスについては「馬の様子を見て考える」と、即座の参戦表明はなかった”
・・・( ゚д゚)
この人はレースを見ているのだろうか?
レーンは素晴らしい騎手です。
騎乗技術には疑いの余地はありません。
しかし、レーンはオルフェーブル産駒をよく知りません。
オーストラリアはちょっと気性が荒ければみんな金玉を取られておとなしくなってしまう国。
日本よりも気性難の馬は少ない。
その彼にオルフェーブル産駒の正しいフィードバックはできないでしょう。
確かに前走マイルを走ったので馬が意識したのもあるかもしれない。
でもレース映像見るとそんなにかかっているように見えますか?
スタートしてすぐはゆうゆうと走ってます。
300-400mあたりで左右の馬が寄ってきて狭くなった時にホウオウピースフルは首を振ってイヤイヤしながらその窮屈さから抜け出そうとしました。
でもこれって、ソーシャルディスタンスをとりたがるオルフェーブル産駒にはよくある行動。
あとは、抜け出して一人になった時に開放感から力が抜けるとかもよくある特徴。
周りが落ち着いてからはホウオウピースフルも行きたがるそぶりは見せていません。
なにより、よどみないラップを先行して最後もしっかり脚を伸ばしている。
これのどこに距離の不安があるのでしょうか?
むしろ2400mならもっとやれそうな勢いでしたが?
オルフェーブル産駒の中ではこの馬の気性難はやさしい方。
心肺能力は高いのでちょっとくらいバテても最後まで走り切るタイプ。
デビューから2戦はギアの切り替えが非常に速かったのだが前走は成長分が身についていなかったり、レースぶりとか色々あって加速が緩やかだった。
今回は体もしっかりしてきて、距離も伸びてこの馬の能力が出せた。
しかし、まだまだこんなものじゃない。
この馬本来の加速力はもっともっと上だ。
オークスでこそ、デアリングタクトというバケモノがいてこそこの馬の力を引き出せる。