メロディーレーン　江坂特別　レース前

菊花賞でも上がり最速を記録して５着のメロディーレーン。

出走した２４００ｍ以上は全て上がり最速の記録はまだまだ続きます。

この子は筋肉量が少ないのでどうしても絶対的なスピードで劣ってしまうのです。
そして加速に時間がかかります。
未勝利レベルの２０００ｍで勝ちきれないのは、『瞬発力のなさ』に尽きます。
２４００ｍで負けた５月の未勝利戦では、最初の３ハロンは速かったものの、途中で１３秒台のラップを３ハロンも続ける先行勢に優しい展開。
前の馬に３４秒台を使われたらこの子にはなすすべなしです。

どうすればいいのかといえば、全体のペースが落ちても合わせずに走らせればいいのです。
そのためには馬郡の中に入れていては動けないので、外に付ける必要があります。
そしてペースが落ちたら外からスルスルと上がっていけばいいのです。

この子にとっては距離ロスよりも瞬発力勝負に持ち込まれる方が大きな不利なのですから。

今回は鞍上もミライ君に戻ったので３角まくりを見せてくれるでしょう。

さて、今週の江坂特別（阪神　芝　２４００ｍ）
メロディーレーンは２分２４秒で走れると見ています。

このコースでは上り３ハロンが１位２位の馬の複勝率が７０％を超えます。
この点もメロディーレーンに有利なコースと言えるでしょう。

体重は増減なしの３４０キロですね。

相手は成長してきた同世代の牡馬。