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2019/12/18 22:13

有馬:逃げ馬ではアエロリット

有馬記念というか中山の2500mはハイペースになりにくい。

スタートしてから下りなのだが、長距離という事もあって派手な先行争いはない。
そしてスタート後の隊列ができた600mから1100m付近までは上り坂が続くのだが、わざわざここでペースアップするバカはいない。
この区間の600mはいつも38秒台だ。
そして2コーナーから向こう正面の1600m付近までは下り坂でスピードがついてくるところ。
しかし、下りでもペースがそんなに上がらない方が多い。
ここで先頭が抑えると後続の馬群の中のストライドの大きな馬が窮屈な競馬になって調子を狂わされる。
また、2016年のようにこの下り坂の終わりの残り1000mからスパートすると先行馬の持久力勝負になる。
2017年のように残り600mまで逃げ馬が楽できると逃げ切りもある。

今回はアエロリットキセキの2頭が行き、その後ろにスティッフェリオクロコスミア
これらがペースを作ると思われる。

キセキはムーアがマジックワンドのイメージで乗ると思う。

そして、アエロリットハイラップの逃げ馬ではない。

アエロリットの前後半タイムを見ると、
2018年の中山記念 53.85−53.75
2018年の毎日王冠 53.15−51.35
2019年の毎日王冠 52.75−51.85
2019年の天皇賞  59.0−57.7

前半が速いわけでもなく、スローに落とすわけでもなく、非常に平均的なペース配分なのだ。

負けた秋華賞やペガサスSは重馬場だけでなく前半のペースが速すぎたのが原因と私は見る。
それは他のマイルのレースでもいえるからだ。

アエロリットは外から競りかけられると競い合おうとしてオーバーペースになってしまう。

しかし、だれも競りかけずに行かせたら淡々とした流れを作り出してなかなかたれない。

印象的なのが天皇賞の最後の100m。

直線に入ってサートゥルナーリアが並びかけてきたが落ちていったのはサートゥルの方だった。

この馬の平均的なペース配分と中山2500mのコース形態から距離の心配はあまりいらないのではと思う。

あまりにも後ろがもたもたしているととんでもない事になるかもしれない。

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