現実　：　オールカマー　OMG

現実　：　オールカマー　OMG

パドックからこの馬の単勝馬券が下がってきたので状態が良くなかったのは確かでしょう。

しかし、それにしても故障を心配するぐらいの負けっぷり。

切れる脚はないのでスローの瞬発力勝負になった時点であかんとは思いましたが。

あそこまで負けるのは何か原因があるはず。

私は以下の理由だと思いんす。

『無理に抑える必要がない』
『追ったら４００ｍで燃料切れ』
『脚の使いどころを間違えた』


残り２００ｍでエネルギー切れのように後退していったのは大阪杯に似ている。
あれは２０００ｍだけど残り６００ｍでムチまで入れてる。

今回も残り６００ｍから追い始めた。

それに比べてタイムは速いのにQEではもったまま４コーナーを回って残り４００ｍから追い出し始めている。
香港の馬場がよっぽどこの馬に合っていたのかもしれないけど。

この馬って、追ったら４００ｍしかいい脚を使えなくて、しかも使い終わったら急激に失速するタイプなんじゃ？
オールカマーで２コーナーのあたりで松岡騎手は手綱引っ張ってたよね？

あれは距離を意識して抑えようとしていたのかもしれないけど、この馬は普通に行かせてよかったんじゃないかな？
この馬の場合は抑えても抑えなくても最後に使える脚は変わらないと思うんだよね。
むしろ抑えたことで前と離れて早めに追い出さなくちゃいけなくなって燃料切れみたいな。

気分良く走ってる状態でなら低燃費でいいスピードで走れるけど、追ったら燃費が急激に悪くなるけど劇的に速くなるわけでもない。

騎手はコース取りだけ考えて抑えたりせずにラスト４００ｍを追うだけでいいんじゃないのかな？