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2019/09/06 13:10

2019年のAオブライエンの3歳牡馬『下剋上ペースメーカー』Sovereign

2019年のの英ダービーにはエイダン・オブライエン厩舎から7頭が出走した。

Anthony Van Dyck
Japan
Broome
Sir Dragonet
Circus Maximus
Norway
Sovereign

英ダービーを勝ったAnthony Van Dyck以外にもJapanがパリ大賞とインターナショナルS、Sovereignが愛ダービー、Circus MaximusがセントジェームスパレスSが英ダービー以降にG1を勝っている。
さすがエイダン・オブライエンという充実ぶりだが、ペースメーカー役のSovereignが愛ダービーで下剋上したり、主戦騎手のライアン・ムーアが一番人気で飛びまくったり3歳馬達の上下関係はなかなかにドラマチックだった。

今回はペースメーカーで愛ダービーを勝ってしまったSovereignに焦点を当ててみた。

英ダービーに出走した7頭の中で一番デビューが早かったのはSovereignで2018年の6月のレパーズタウンの1600m。
後方のまま5着。

次の8月のレースでは先行するも5着、勝ったのは同厩舎の一番人気Mount Everest

9月の一番人気になった1700m戦でドナカ騎乗で逃げて14馬身差で初勝利。

次のBeresford SでJapan(3番人気)とMount Everest(一番人気ライアン騎乗)と対決。
2番人気のSovereignは逃げて4着。
このレースで序列の低いSeamie Heffernan騎手騎乗で勝ったJapanの株が急上昇した。
次の1800mG3レースも逃げて3着。

2019年になってからの2つのダービートライアルで2番手からのレースをして2着と3着でともにBroomeに敗れた。

本番の英ダービーではベギー騎手を背にスタートで隣の馬にぶつけられるもペースメーカーの役割を果たした。

そして愛ダービー。
一番人気のライアン騎乗のAnthony Van Dyckが同厩舎のペースメーカーSovereignに逃げ切られるという大失態。
お前どう考えても後ろ過ぎるだろうという位置取りでSovereignの大逃げを許してしまった。
ライアン・ムーアは何度一番人気をとばせば気が済むのでしょうか?

ベギー騎手はコカインをやって騎乗停止処分を受けてから主にバリードイルで調教を担当している騎手。
騎手の数が足りない時に駆り出されてレースに乗っている。
これが2019年の初勝利で9月時点でも唯一の勝利!

騎手として成功する未来はもうないので、勝ったら『ラッキー、ボーナス(゚д゚)ウマー』という感じの騎手。

だが、『下剋上』をしてしまったのは今回が初めてではない。
過去5年のイギリスでの騎乗はたったの14回。
そしてたったの1勝。
それが2017年の英ダービー!
(そして2着が同厩舎のライアン・ムーア騎乗のエース格)
ベギー騎手の無欲の勝利というか、『持っている』というか、空気読めというか、ライアン・ムーア下手すぎというか…

まぁエイダン・オブライエン厩舎のカオスっぷりを下から支えるどころかぶち抜いている騎手です。

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