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2019/08/26 19:41
エネイブルの強さ まとめ
関係者のコメントやレースぶりからエネイブル様の強い理由を学んできました
ここでようやくエネイブル様攻略法を考えていきたいと思います
エネイブル様の特徴は、
1.自在性がある。他馬のペースに惑わされずに自分のペースでレースができる。
2.レースではゾーンに入り、競り合って勝つのが好き。
3.道悪の鬼
4.斤量が重くなって3歳時の切れ味はないがそれでも一流の瞬発力
5.鞍上の思うままに動く。『Frankie says go! And Yes! She responds!』
だいたい2〜3番手の位置取りをしますが、あまりにも遅ければ先頭に立つし、2019年のキングジョージみたいにオブライエン3頭がハイペースを作っても巻き込まれずに後方待機。
3歳のレースは特にそうなんですが、最後の直線に入ったら先頭をうかがう位置にいてそこから抜群の瞬発力を発揮。
先頭にいて一番いい脚を使われたら誰も追いつけません。
古馬になって斤量が増えてようやく勝ち目が見えてきた。
2018年の凱旋門賞は、デットーリも『去年の彼女とは違った』と言っているように11か月の休養明けで1レース叩いただけというのと3.3キロ重い斤量で最後の50ヤードでバテました。
そこで迫ったのが3歳牝馬のSea of Class。
最後方から直線徐々に前へ詰めていってあと一歩でした。
Sea of Classは愛オークス(RPR114)、ヨークシャーオークス(RPR120)を含めた4連勝で凱旋門に臨みました。
やはり3歳牝馬は怖いです。
ブリーダーズカップターフも2着とは差のない競馬ですが、短い400mの直線で3着以下を9馬身離しています。
そしてキングジョージでオブライエンが仕掛けました。
4頭を出走させ、内3頭に前で速いペースで行くように指示していました。
残りの1頭、エース格の英ダービー馬AnthonyVanDyckの得意な後方からの直線の追い込みやりやすくするのと前でレースしがちなエネイブル様のペースを崩そうという策略でした。
しかし、レースでは11秒台を刻んだ3頭に構わずエネイブル様は自分のペースを守り、オブライエンの頼みのエース格は直線ではもう走る気がありませんでした。
オブライエンの『ハイペースでAntonyVanDyck追い込み大作戦』は不発に終わってしまったのですが、いい考えだと思います。
オブライエンの他の有力馬、Japan,Broomeも差し追い込みなのでSovereignなどに大逃げをさせる可能性があります。
エネイブル様に勝つのはまだ対戦したことのない馬でしょう。
現時点で可能性があるのは、
フランスダービー馬Sottsass。
出遅れ魔王Slalom。
そしてJapan。
特に3歳牝馬に有力馬がいれば怖いですね。
または、既存勢力でもそれらを負かしに行った時にさらにその後ろから差されるという可能性もあります。
日本の馬でスタミナがあって洋芝で上がり3ハロン34秒で走れる馬はいないでしょうか?
次は、3歳牝馬を調べてみましょう。