エネイブルの強さ　その３　2018-19年のレース

凱旋門　2018
勝ちタイム２分２９秒24　馬場状態　Good
“This was probably my most nervous [in any Arc],” Dettori said afterwards. “I found myself in a fantastic spot, the first part of the race she was OK and, as we got to the false straight, the life in the old girl came back. I knew then we were in business. I waited as long as I could and, when I said ‘come on, let’s go’, the trademark turn of foot was there. The last 50 yards she was tired but she’d had 11 months off and only one prep race. She wasn’t the Enable of last year but she’s got the job done.”
１１か月の休養明けでAll Weatherの競馬場で一叩きしただけで去年のように順調ではなかった。
３歳時の斤量より３．３キロ重くなっているのもあるだろう。
最初の1400ｍは１分２９秒33で上がり３ハロンは36.79
最後方から追い込んできたSea of Classには不利な流れなのに追い詰められた。
RPRも122と低めだがTSは114と高い
史上初めて二つの競馬場で凱旋門賞を勝った馬になった。
オペラ賞は２分４秒３２だった。

ブリーダーズカップ　ターフ
チャーチルタウン競馬場
勝ちタイムは２分３２秒６５　馬場状態Good
400ｍ　　24.65
800ｍ　　49.11
1200ｍ　1:14.22
1600ｍ　1:40.55
エネイブル５５．８キロは５番手、マジカル５４キロは内でエネイブルをマーク
ラスト４００ｍで２頭が並びながら直線に入り、マッチレース。
ラスト４００ｍは約２３秒
この４００ｍで３着以下を９馬身ちぎっている。
ハイペースで他の馬が最後についてこれなかったって事なのか？
他のレースを見てもこの日はタイムがかかっているのは確かだけど。
RPR124
ターフスプリントが1100ｍ１分４秒５
フィリーが2200ｍ２分２０秒96
マイル　１分３９秒80

エクリプス賞2019
勝ちタイム２分４秒77　馬場状態　GoodtoFirm
エネイブルが走った中で一番固い馬場
最初の1400ｍが約１分28秒で上がり３ハロンが約３６秒
ちょっと上りが遅いのが気になるが５９キロがこたえているのか？
もう一つの2000ｍレースが２分７秒。
マイルで１分４０秒なので固いといえど時計はかかるのか？
OR125　RPR124　TS105
いずれにしろ、スローよりもハイペースの方がまだ付け込むスキがありそうだ。

キングジョージ2019
勝ちタイム２分３２秒42　馬場状態　GoodtoSoft
オブライエンの３頭がハイペースでレースを引っ張った。
最初の１０００ｍが１分１秒６。上がり３ハロンは３８秒。
13.8−11.2−11.6−12.0−12.7−12.7−13.1−12.8−12.9−12.0−12.6−13.4
エネイブルはいつものように好スタートを切るのだが、オブライエンの３頭が１１秒台を刻んでいくので自然と位置取りは後ろの方に。クリスタルオーシャンを前に見る形。
３着を含めて差し馬が上位を占めた。
やはり３歳の時の５４キロと５歳の５９キロでは最後の脚に以前の鋭さがない。
ハイペースにしてエネイブルの後ろに長く切れる脚を使える馬がいれば勝てるのではないか。
この日のもう一つの２４００ｍが２分３８秒05
マイルが１分４２秒52


ヨークシャーオークス2019
勝ちタイム２分２９秒90　馬場状態はGood
前半１０００ｍは約１分６秒
上がり３ハロン約３５秒で12.5−11.0−11.5
最後の２ハロンでマジカルが並びかけてきたのでようやくフランキーがトップギアに入れ、エネイブルが約１１秒でこの200ｍを走り勝負あった。
マークされた時はこう勝つのさというお手本のようなレース。
６０キロを背負ったがマジカルの方がダメージを受けていた。
OR126　RPR127　TS89
ちょっと楽勝すぎる。