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2019/08/25 20:40

エネイブルの強さ その2 2017年のレース

愛オークス2017
彼女がゴスデン師に凱旋門賞を真剣に考え始めさせた愛オークス。
OR(オフィシャルレーティング)で120。RPR(レーシングポストのレーティング)で121。

Treveがレコードで勝って名を挙げたフランスオークスがRPR120。
今年のフランスダービーレコード勝ちのSottsassがRPR119。

この比較でもかなり強いレースだった事がわかります。
そしてレース動画を見ながら上がり3ハロンを計測すると、約35秒。
3ハロン棒からゴールまで一頭だけ別次元のスピード。
タイムは2分32秒13と平凡ながら高いレーティングがつくのも納得です。

英オークス2017
愛オークスの前のレースでこれもぶっちぎっています。
タイムは2分34秒13と普通なのですが、直線で一番人気のRhododendronと並んで抜け出してからが凄かった。
上がり3ハロン約34秒!
ゴールまで、12-10.5-11.5

キングジョージ2017
2分36秒22
馬場状態はGoodtoSoftだけど、動画を見るとそれ以上に悪い。
前半1800mが約1分57秒で上がり3ハロン39秒
残り3ハロンでほぼ一団で残り2ハロンではもうエネイブルに誰もついていけない。
道悪の鬼でもある。
ちなみにこの日の次のレースは1400mで1分31秒95、その次のレースが1分33秒10もかかってる。
そして最後の2400mは2分43秒23。
OR122 RPR128 TS117というのがこのレースの強さを物語っている

ヨークシャーオークス2017
勝ちタイム2分35秒79 馬場状態はGoodtoSoft
他に行く馬がいなかったので自然とスピードの差で先頭に立つ。
前半1000mを約1分9秒
上がり2ハロン25秒、12−13
並びかける馬がいなかったからエネイブルは最後の方は飽きちゃったって。
“She got a bit bored in the end…I pushed her out, but I felt I had something left if someone had come to me. She likes to have a fight on her hands; unfortunately today there was no fight and we had to do her own thing…” (Frankie Dettori in the Guardian, August 24, 2017)
それでもOR126 RPR124 TS102

凱旋門2017
勝ちタイム2分28秒69 馬場状態はSoft
前半1400mが1分27秒10
上がり3ハロン36.31。12.62−11.30−12.39
よどみのない平均ペース。
残り2ハロン過ぎて先頭に立つともう後はついてこれない。
この日の次のオペラ賞2000mG1が2分3秒60
道悪ではこの馬に勝てる気がしない
RPR129 TS116

牝馬は4歳になると3歳の頃の強さを失うケースが多いので、現役続行は驚きと共に迎えられた。

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