79件のひとこと日記があります。
2019/08/10 05:52
装蹄師について。
西内荘氏の「ガラリ一変! 競馬の見方」が好評発売中との記事が、
netkeibaのニュースに載っていました。
装蹄師さんのお仕事って、
あまり取り上げられることはありませんが、
興味があったので今、リンク先のamazonで内容紹介を読んでみたのですが、
馬を初めて装蹄する際に肢を持ちあげただけで、
走らない馬というのはだいたいわかるらしいんですね。
体の大きさ関係なしに持った感触が重たいらしい。
でも、軽いと感じた馬がすべて走るわけでもなく、
軽いのに走らない馬もいる。
でも、将来GIを勝つような馬は、例外なく素軽い。
それは事実です。・・・・というようなことが
書かれていました。
そして、これまでに1頭だけ、
空気を抱えているような、
肢を持っている感覚のない、
不思議な感触の馬に出会ったことがあります。
ディープインパクトです。・・・・・
(amazonの内容紹介参考。)
装蹄師さんの感覚ってすごいですね。
やっぱり人間だから、敏感な方、鈍感な方、
良い装蹄師さん、イマイチな装蹄師さんといるんでしょうけれど。
(私は日本に何人の装蹄師さんがいるのかも知りません。)
私の読んだことのある、境勝太郎調教師(サクラユタカオー、サクラバクシンオー、サクラローレルなどを管理)の本にも、
競走馬の故障の80%までが、合わない蹄鉄に起因していて、
調教師時代には、自分がいないところで絶対、蹄鉄を打たせなかったと書かれてありました。
蹄を削られ、合わない蹄鉄をはかされる⇒足に負担がかかる⇒かばって姿勢やフォームに無理が生まれる
⇒足元を傷める
の流れで故障につながると。
装蹄師選びも、騎手選び同様に、馬の一生を決めるかもしれませんよね。