79件のひとこと日記があります。
2020/03/21 23:05
人は傾向線で考える。競馬の場合。
人は傾向線で物事を考える。
今日勝ったら、次も勝てそう。今日負けたら、次も負けそう。
連勝したら、次も勝ちそう。連敗したら、次も負けそう。
事実そうなることが多いのだけれど、
必ずいつもそうなるとは限らない。
人の心って、不確実な事象に向かう時って意外と弱いのかな。
何かに頼りたい気持ちが強くなる。
競馬となると、お金もかかってくるから、
前走強かったから、今回もイケるよな・・・とか考えがちになる。
そう考えるほうが楽だし、自分が正しい側についてる安心感もある。
今日負けてしまった馬が途端に”弱そうに見える”かもしれない。
もしかしたら、弱いかも・・・・が心に浮かんでしまうのだ。
不安になるのだと思う。
けれど、さっきまで一番人気に押されていた馬が、
沢山の人に強いとされていた馬が、
数分後、その1レースに負けたからと言って、急に弱くなるだろうか?
競馬はいつも勝てるとは限らない。
名馬と言われたお馬さんたちも、振り返ってみると負ける時もあった。
競走生活その全てで、ほぼ完璧な成績を残している馬がいる一方で、
このレースだけは、もっと言えばこのレースのここだけは、
生涯で一番といえるような、パフォーマンスを見せてくれるお馬さんもいる。
タイプもいろいろ。
調子が上手く合わない時もある、騎手がミスをすることもある、
思わぬ不利を受けてしまうこともある・・・・。
馬に一切の責任がない時に負ける時がある。
今日は上手く行かなかったけれど、今日は上手く走れなかったけれど、
あなた(応援するお馬さん)のことは、信じてるよ。
あなたは、本当は強い子なんだよな。
ずっと応援しているよ。
そんな気持ちで競馬を見ていたいな、と今日も思った。
自分が競馬場を走れないのだから、
人は馬を応援することしかできないから・・・ですね。笑