阪神9R 黄菊賞

〈印〉
◎2.クインズラベンダー
○5.ワールドリバイバル
▲4.アドマイヤザーゲ
△3.スタッドリー

〈買い目〉
2→5←→3.4

各300円ずつ計1200円
〈見解〉
2週目の阪神開催となる、黄菊賞ではあるが、土曜日のデイリー杯2歳Sではレッドベルオーブが1.32.4の2歳阪神のレコードで快勝。かなり時計の速い馬場状態になっているし、馬場としても前が圧倒的に有利な馬場状態。まだ差しが決まってこない馬場という点に関してもびっくりするところではあるが、5頭立てでスローの瞬発力決め手になるレースになる可能性は高い。そうなれば元々のスピード能力値でと言ったような感じにはなる。
◎クインズラベンダー
父ハーツクライ、母系がフォルティノ系の牝馬。牝馬の2歳にしてはかなり大型馬で所詮は時計をかけながらの競馬をしてくるのかというところだったが、とてもスムーズに見事にレコードで勝利。ハーツクライ産駒ということもあり、まだ幾分か成長の幅はあると見ていいだろう。姉にクイーンズミラーグロという血統からも、覚醒時期に関しては長く活躍することができるであろうタイプ。姉も同じタイプだが見事に先行力はあるし、長くいい脚を支えるタイプではある。ハーツクライ産駒の先行力のあるタイプは一旦でも落とすと成績が酷くなってくるので、ここでしっかりと勢いをつけてG1などへ向かっていきたいところではないか。前走新馬戦は、当日3勝クラスの勝ち時計に比べられるほどの対象にはなっている。時計としては、ほぼ同じタイム、ペースが遅かったとは言え見事なレースぶりで2着馬に差をつける快勝。2着馬に関しても、その後しっかりとローカルながら未勝利を卒業している。2000mの時計の速い馬場で、2番手以降にスローペースの競馬を与えてしまったら何もできずにやられる可能性は高いだろう。調教もしっかりとコンタクトは取れているし、先行して好位で折り合うことができれば勝ち負けの存在であることは間違いない。
○ワールドリバイバル
母がセシリアで、姉は阪神の1200スプリント戦で快勝。近親にも阪神の短距離ホースが多いように阪神変わりはプラスと言える。明らかに馬場はこの馬向き、前走はスタートからあとでになる競馬ながらしまいはいい脚を支えていた。好位から脚を伸ばす競馬ができればやれるはず。
▲アドマイヤザーゲ
前走は後ろに下がる面を見せながらいい内容。ロジユニヴァースの下となる血統で、時計が早くなるのは問題なさそう。ただ、馬場的トラックバイアスで分が悪い可能性は高いのでそこだけ注意する必要はあるかもしれない。