アルゼンチン共和国杯 ◎14.オセアグレ

アルゼンチン共和国杯
◎14.オセアグレイト
○18.オーソリティ
▲5.ユーキャンスマイル
△13.タイセイトレイル
△1.バレリオ
△2.ラストドラフト
△8.サンレイポケット
△12.メイショウテンゲン

〈買い目〉
14単勝1500 複勝500
馬連
14-1.2.5.8.12.13.18
各100円
3連単
14-18-5.12
マルチ12点　各100円







アルゼンチン共和国杯を攻略する上で、あまり知られていない「阪急杯のフジキセキ」みたいなものがある。それは目黒記念とのリンク性。昨年の勝ち時計は2.31.5。これを覚えておいてほしい。そして去年の目黒記念。この勝ち時計は2.28.2のレコード。同じコースではあるがこのように時計のずれがかなりあるということ。昨年は、目黒記念勝ち馬のルックトゥワイスは4着に沈み、目黒記念勝利経験のあるウインテンダネスは10着、2着経験のあるノーブルマーズ、アイスバブルともに凡走に終わった。そして目黒記念で人気を裏切った、ムイトオブリガードが快勝。やはりこのレースとのリンク性は間違いなくあると見ていいだろう。今年の目黒記念は2.29.6。時計が若干かかったようには見えなくもないが、今週の東京も時計は若干かかり気味。ともなると、ともに落ちるので、この法則は成り立つ。来年以降にも役立つのでぜひこの法則は覚えてほしい。
◎オセアグレイト
目黒記念で、人気を裏切るような形になってしまったこの馬を法則通りに狙いたい。まず血統面だが、母系のディーマジェスティの血が入っているシンコウエルメスの系統。ただ、その血統を活かせなかった目黒記念だと考えるなら、父系が強いという可能性も高いと張った。母系が強ければ、ディーマジェスティの通りにこの馬も七夕賞で走ってくれるはずだったものの、凡走。ということは父系が強いという解釈にしてもいいだろう。オルフェーヴル産駒は基本的には距離延長は向いていない。距離短縮の競馬になると、反応が遅くなってしまうのでこの馬に2000mは短かったとも言える。かなり長くいい脚を支えるタイプの馬なので、時計のかかるアルゼンチン共和国杯をは目黒記念よりあっている。コースに適性がないということは、目黒記念も16番だったことからもないだろうし、16番でもこれるのが目黒記念に適正はある馬。このレースでは、この馬の方があっている。レースの振り返りをここからしていきたいとは思うが、前走の七夕賞は先ほど説明した通りあまり向いていないコースでそんなに関係するレースでもなく度外視していい。前々走の目黒記念は、適性外、2.30秒でしっかり走れているのでアルゼンチン共和国杯自体のレベルは通用するとは思う。メトロポリタンはかなり完全に騎手のミスとも言えなくもない。位置取りを下げてしまったので早い上がりを使ってもなかなか前には迫れないというプレッシャーに押しつぶされてしまった騎乗。ダイヤモンドSに関しては、長く良い脚を使って3着を我慢して確保したし距離は流石に長かった割にはよく頑張ったと思う。その前は冬場の中山というある程度時計のかかる馬場をしっかりと勝ち上がっている。時計のかかる馬場の方が良さそうで、明らかに目黒記念よりアルゼンチン共和国杯向きだとこの馬の時計からも出ている。ここは、鞍上の三浦騎手に復帰勝利を与えてほしいところ。
○オーソリティ
骨折で、夏から乗り込んでいるということを言ったが、そこまで早くは普通は治らない。軽症の骨折だったというところに尽きるし、問題も無く競馬はできるはず。大外枠という難しさになってくるが、それに関しては折り合い重視のルメール騎手でそこまで問題はなく、心配する必要はないはず。54キロで走れるのはとにかく大きいし、ディープ記念→ダービーの法則からもそこまで心配する必要はない適性だ。
▲ユーキャンスマイル
もちろん実力は1番なものがあるこの馬も。58キロになって、オーソリティと4キロ差という点で時計がかかる馬場になると実力で話すことができないという苦しさがある。さらにはジャパンカップが目標だから、ここを叩きに使ってきていることは間違いない。キンカメ産駒なので、休み明けのトモの緩さに気をつけたいところになってくる。
△タイセイトレイル
こちらも、昨年2着、目黒記念は惨敗組。こういうのが穴馬になると思うので前目の競馬でやれそう。調教は動いていて、衰えは心配する必要はないだろう。