イメル2連勝でオープン入りだ！/テレビ静岡賞

重馬場で、スピード力を求められるテレビ静岡賞。去年は３連単が大爆発したように非常に波乱が起きやすいコースかつ、馬場状態。流れ的にも、今年のメンツを見ると前に行く馬がこのクラスにしては少ないという難しいところ。とにかくスローペース集団でのレースで直線突き抜ける馬はといったところになるかも。出走馬全てが、日曜日11時18分現在単勝万馬券(単100倍)以下におさまっているという点には注目したい。大混戦ムードでもあるので、意外にクラスで結果が出ていない馬が多いというところでもある。意外にハンデ戦でないが勢い重視で予想したいところでもある。
◎イメル
定量戦では基本的には本命にしない前走1着馬。ただ、ここは逆らえないのかもしれないというところだ。多少はもちろんこの馬にもいきなりこのクラスでやれるのかというところは感じるが、他のメンバーのこのクラスでの成績が出ていないことを見ると正直厳しい。たとえば、新潟で逃て好走している馬。後ハイペースで追い込んでの競馬で3着に入っている馬など展開的なものが加わっての着順が多い馬が一杯いてこれでは、このクラスを勝手オープンに入ることは厳しいだろう。というところから、この馬にも十分チャンスはあると考えていいだろう。もちろんオープン勝ちのメイショウテンスイと接戦を演じたサトノギャロスと人気通りの一騎討ちになる可能性は高いだろうけど、この馬の前走というよりは3走前洲本特別に注目してみたい。勝ち馬から3馬身は離されているものの、600mが34.9のラップでちょっと楽されたようなペースぶり。勝ち馬がそのあとは強がって、オープンまで行っているウルトラマリンではあるが、途中まで食い下がって失速しているということを考えると勝ちにいつでの競馬で潰れてもおかしくないのに2着という内容は評価できる。キンシャサの産駒なので、ある程度のスピード力を生かしたレースがあっているはず。母系がキングカメハメハでようやくトモがガッチリとしてきて、今の馬体であるから成長してきていると意味でも捉えれる。オープンには行ける馬だと思うので、ここは楽々逃げきりを期待したい。
○ターゲリート
一泡吹かせる人気薄ならこの馬か。追い込み競馬に適しているが、距離自体は1400向き。BSイレブン賞では見事に外から追い込んできているし、明らかに馬場的にもこの馬は合っているはず。あとはどのタイミングで直線外に出すかがポイント。
▲バンブトンハート
マイルで、安定した成績を残したがここは距離を縮めてといった形。前走見る限りだと1400でもギリギリ対応できるはずなので期待してもいいはず。