タガノアム突き抜ける/グリーンチャンネルC

中山ダートと、新潟ダートのリンク性。福島ダートと東京ダートのリンク性。二つに反対して決めれる材料というのは「逃げ馬が止まるか止まらないか」。であるから、中山ダート開催でここの東京ダートに出てくる条件戦人気馬はだいたい飛ぶ。差し馬なら話は別なら逃げ馬ならほとんどが怪しい馬としている。中山→新潟は逃げが残りやすい。福島は意外に逃げが残りやすいように見えて、ある程度ペースが急に早くなるので差しが台頭することが多々ある。東京ダートはハイペースになればなるほど前は止まりやすい。今回のオープンは間違いなくハイペースになる。4月の京葉sはヒロシゲゴールドがハイペースで逃げ切ったがあのように逃げ馬にはあんな感じにはならないというのを伝えておきたいし、しかも不良馬場ならさらに逃げれない。
◎タガノアム
前述の通り、ハイペース必死の面と考えている。確かに、後ろからいく末脚タイプも多いがそういう馬たちは追い込みに専念せざるを得ないので逃げ・追い込の隙間にいる数少ない馬が今回のチャンスポイントになるだろう。レースになればもちろん誰かが行くのだろうけど、非常に位置を無理に取りにいくとあまり馬にとっても気分が良いものではない。追い込み馬は気分が良くないと不発するので、足を使わされてしまうとちょっと伸びないという馬が多い。ただ、この馬に関してはちゃんと自分から位置をとっていって直線突き抜けることができる差し追い込みをしっかりはっきりとしてできるタイプになっている。ハードスパン産駒で、前走はエニフs(中京)を激走。前々走は新潟で、最初に話した通りリンク性に問題があるコース。欅Sで4着に健闘しているように明らかに東京向きのタイプの馬に違いないだろう。基本的に父も母父も快速馬なので、不良馬場などスピードを生かせる馬場の方が絶対この馬には合うだろう。枠も十分いいし、鞍上も手が合うタイプの騎手になっている。54キロでも突き抜ける競馬ができるのではないか。このレースは毎年混戦になりやすいし、今年はこの馬が突き抜けても。
○メイショウテンスイ
メイン前のルメール騎手であまり信頼を置けるわけではないが、前走の内容はとにかく適している感じでもなかったのにもいいレース運びであった。1400ベストな感じはするし、この柔軟性なら東京で対応するはず。不良馬場で勝利経験はあるし、スピード対応はできる馬なので期待してみたい。
▲レシプロケイト
短距離に変えてレースぶりが一変した馬だが、このように実戦向きでレースで気分が分かるといったような感じ。そのため内枠の方が一か八かをやりやすいので、この枠になったので是非ウチから勝負をかけて欲しい。