ローズSの馬体展望2/焼きそば

クラヴァシュドール　B
成長なのか、立ち姿がとにかく性格している立派な姿に見れる。ただ、正方形のシルエットで綺麗な瞬発力を使うタイプなのでマイル戦向きというのは間違いない。斜尻なので、スピード力重視の競馬になるはず。十分2000もこなせるとは思うが、ベスト距離ではないということが不安材料とも言える。ハーツクライ産駒の母系米国系にありがちなマイラータイプという可能性は否めないだろう。長い直線存分に足を使えるかどうはは分からないところだ。

チャイカ　C
未勝利勝ち直後で厳しいとは思うが期待のC。そこそこ上のクラスでもやれると思うし、上のクラスでは期待できそう。

ムジカ　C
この馬もチャイカと同じで、上のクラスでは能力差はありそうだ。エピファネイア産駒で秘めた爆発力はあるが、この馬に関しては重賞では一枚足らない。
シャレード　C
一瞬の抜け出すスピード力が抜群な曲飛の馬体。新潟の2000で最後まで縺れる競馬であったのでその分最後の一押しが生きる競馬となった。2000のスタミナを求められたのではなく走っているのは200メートルのようなスピードレースのように感じたし明らかにこの馬はマイル向きなはず。首が高いし、左回りは合っているイメージも1600がベストコースで1勝Cを勝ったレベルでは通用不可。
フローラSのように行けば面白いかもしれないが見せ場のみか。

デゼルA
成長度は完全にマックス近いくらい成長した。オークスは2戦しかないキャリアで甘いところがまだ馬体には見えた。成長して太ったというよりは筋肉がガッチリとついているので体重が増えてきていないという可能性もあるのではないか。直飛であるので、長くいい足を使える中京の2000間違いなく合うだろう。スピード力も十分にある馬体でもあるので期待してみたい馬である。

シャムロックヒル　C
連勝してはいるか、かなり低レベルのメンバーでの勝ち。姉がトライアルで惨敗しているように成長曲線はまだ遅めな感じはする。逃げる競馬でスローペースに持ち込めれば面白いかもしれないが隣がエレナアヴァンティというのもプラスとはいえないだろう。

エレナアヴァンティC
首がある程度高い馬なので2000に延長するのは流石に厳しいと見ている。1200がベストな馬なので、背中も薄く見える馬体だし比較的2000は絶対長いと思う。

ラインオブダンス　A
非常に直飛でハーツクライ産駒らしく、長くいい足を使えるタイプな馬体だと言える。マイルでのアルテミスSでは敗れてしまったものの、それはマイル戦で合ったから乗りが悪かったところでもある。2000のスピード勝負はもってこいだし、馬格もありパワーがいるのもマイナスではない。十分大外でも魅力を感じる。