ローズSの馬体展望/焼きそば

ローズS馬体評価


アカイイト　C
エリカ賞の時のパドックフォトではあるが、非常に馬体の筋肉が詰まっており具合が抜群に思えるなか直線は伸びているが凡走。明らかにマイル向きの体系で、そこまで小回りが得意というタイプではない器用なタイプではない。明らかに前走の競馬は向いていなかったとしても現状これ以上の成長がなければ厳しいところ。夏競馬の札幌は特に馬が集まりにくかったからそこで勝てなかったというのは評価し辛い。
アブレイズ　B
一見馬体にパワーが増したと言うか、筋肉がガッチリとしてきたと言うところはなくもう少し良くなるのは先かと思わせるような馬体。ただ太めのこりなところはなく、調整的にはうまく行っており状態面には不安なく出て来れそうな仕上がり。腹回りがぼてっとしているタイプでもあるので基本的には時計がかかる馬場の方があっているタイプ。スピード能力がある分なんとか対応はできるとは思うがベストは時計のかかる中山、冬の競馬が合うのではないか。

ウーマンズハートA
マイル体系と言える、後躯が向かって引き締まってくる馬体。その分だけ末脚に切れると言ったところだし飛節もくの字になっている馬体。瞬発力は抜群と言え、長い中京での直線も鋭い末脚で差し切る形になるだろう。スローペースでの一瞬の勝負になれば十分勝つチャンスはあるはずだ。マイル体系なので距離を短くするのは間違いなくプラスに働く。成長の余地が抜群に思えてきている阪神jfの馬体でもあったのでそこから一夏を超えて成長度は抜群だ。

リアアメリア A
好調抜群の出来。銭形がきっちりと写る馬体で、張り具合も抜群。正方形のシルエットとはいえ、十分柔軟性を感じる馬体とも言えるだろう。ふっくらと腹回りにきっちりしているタイプの馬なので2400が意外に合うのだろう。それでもやっぱもっとスピードを生かせる距離の方が良さそうだから2000がベストと見る。今回はちょうど2000と条件が好転している。太めなところが少しだけ残っているが、成長していると言うことも考えて前哨戦でもあるから仕上がり十分。あとは鞍上がどこまで調子を上げてこられてるか。

フィオリキアリ　B
体系的に2000は意外にスピードの乗りが速いので前走は勝ったが長い気がするタイプ。首も高いし、ある程度は甘いところがあるのでそれでも2勝Cを勝てると言うのは評価できるだろう。その分力だけでやはり上位に来る可能性はあるとはいえ、一瞬の足が使えるタイプなので好位で折り合い運びたいところ。レベルが上がる今回は見送りまで考えるべき。是非マイルでまた狙いたい馬だ。

フアナ　A
トモの成長、キ甲の成長ともに注目せざるを得ないポイントが多い。前走は早めに仕掛ける展開を使ってきたがこの馬に関しては明らかに後脚が高い位置にあるので末脚が長く切れるタイプ。後傾ラップの時に強い印象で、こう言うタイプは左回りの2000メートルはベストコースといえるだろう。ルーラーシップ産駒らしく、腹回りはゆったりとしている分太く見える分は本来の馬体ではなくしっかりと仕上げ十分の馬体だと言えるだろう。春の時とは違う馬だ。

ヤマニンプティパ D
ない。父ブラックタイド、母父フレンチ。明らかにダート向きな気がする。
相手関係見れば厳しいか。


リリーピュアハート　C(危険な人気馬)
非常に成長きているところもあるし、曲飛で末脚も一瞬支えてオークスでは一瞬おおっ？と思うところも見せてくれた馬。ただ中京の長い直線では必要のない末脚だし、腹回りが春と同じような馬体で体重が増えてくるかと言うことはなさそう。パワーのいる中京の坂を苦にするタイプかもしれないし、スピード能力がまだなさそうな感じ。どんどん良くなるタイプの馬な感じで、2000は短い。

セウラサーリ B
マイルよりのスピード力を求められる2000のローズSというのはまあ良い感じはする。こういうタイプが3着以内に入る混んでくることはローズSでは多いこと。ある程度2周目で行われる分早い競馬が多い。馬体を見る感じ姉のジュールポレールのようなマイル体系で左回りが合うようなタイプ。首からすらっと流れる背中になるので比較的先行力へのスピードは抜群にある。その分2000に400も適性がズレてくるのでそこは心配。

オーマイダーリンC
連闘なので分からないところはあるがシンザン記念の時の馬体を見る限りでは非常にディープ産駒の特徴を掴んだような馬体。ディープインパクトは感覚を開けて好走したタイプ。連闘策は危険。