マイルチャンピオンシップ 4.カテドラル

ハーツクライ産駒の母父ダンジグという全く雨に向かない血統で軽い馬場での成績が優れる血統であるのにもかかわらずここ2戦は稍重という若干この馬に向かない馬場状態でのレースとなった。この馬は春のNHKマイルカップもそうだったが時計がバリバリ出て差し展開になってくれるのが一番良い。
この馬の母系はリボー系とダンジグという前傾ラップバリバリ強くパワーとスタミナを掛け持った血統だということがわかり、うまく前傾ラップになったNHKマイルではいい好走した。ただ、今回は逃げる馬が見当たらず後ろからの用意ドンのような競馬になるような感じだ。前が早くなる方がいいこの馬にとってこのスローは鬼の展開ではあるが横に広がった時にうちから差すことができれればラッキーライラックのような競馬もできる可能性がある。内枠を引かないといけないが、ある程度早くなってくれればこの馬の展開にはバッチリハマりそう。内枠で逃げ馬が明白になってこれば紐に入れそうだ。
京都が合わないのはなさそうだし、この組み合わせの血統でグレイルは京都重賞を勝っている。小回りが合うというのはわかるものの、リボー系のスタミナがあれば粘りこみも期待できそうだ。最後は底力で走りそうなので距離は短いところがあるが京都のコースは向きそう。

京都○
距離△

コース替わりプラスマイナスゼロ