【京王杯2歳ステークス上位人気考察】 想

【京王杯2歳ステークス上位人気考察】
想定1番人気タイセイビジョン
直線が長い競馬場なおかつ関東コースが得意なルメール騎手。ルメール騎手騎乗で前走はテン乗りかつ、札幌というルメール騎手にとっては東京や新潟に比べればというレベルの競馬場でのレースであった。札幌も例年きているが、成績的には明白。春の東京、秋の東京の成績が良いだけにこちらも侮れない。
前走の函館2歳ステークスは、後方からの競馬でビアンフェには届かずも、ききょうステークス勝ちのプリンスリターンをしっかりさした。2着でも内容的にはビアンフェには劣らないような内容だったことは間違いないし、上がり34.7も見事。押し切ったビアンフェが35.6のためかなり明白。展開的に向かなかった前走はもったいなかったが、賞金加算できたところは◎。さらにこのレース自体スプリント戦の対応能力も試されるレース。前走であの末脚で荒れば、スプリント、1400が一番よく走れるはず。自分自身の個性が出やすいタートルボウル産駒。そうなってくると、母系の能力が一番出やすく、特に欧州型であるからという得能的なところの血統ではなさそうな感じ。母ソムニアの近親にはユートピアがいる。このユートピアは、ダート芝兼用で走ったが基本ダートがかなり良く使え、ワンターン競馬の盛岡、東京でよく走った。左回りに関しては押切競馬も見られているところで、この馬の血が流れているのであれば、この馬自体の得意コースはワンターン競馬になる。そうなってくると今回の東京1400はかなり向くはず。前回のコースより今回の方が走ってくるのは間違い無く、ライバルのビアンフェよりもこちらの方が実際の方東京適正、このレース適正は高いとみた。
唯一不安材料があるとすれば、休み明けがどうというところか。末脚一本の馬であるため、不発に終わってしまい、6着なんてこともありえなくもないが、評価は高いところにしておきたい。