毎日王冠 ポイント

同週の京都大賞典の開催により、マイラーに近い形の馬が多数集まり、それでも天皇賞・秋やマイルCSを狙っていく馬たちが多数出るレース。どちらかといくと昨年買ったアエロリットなんかはそうだが左回りでの成績も非常に大事となり、マイルからの臨戦の馬が多いこともあり、中距離実績がないと伸びきれないという印象を持つ。

1.ジーワン馬、重賞馬が意地を見せる。

上がり馬というのはかなり厳しく、10年間30頭中オープン以下の馬が1頭しか絡んでいない状態。さらにここをG2以上にすると10年間で7頭。1年で1回絡むかというくらいの割合である。そのためあまりにも人気のない前走がG2以下は全く手を出さないで良いし、実績がない馬は基本消しでいい。


2.ディープ×ノーザンの黄金配合が強い。


この血統は東京競馬ならではなのだが、基本はこの血統が強い。昨年こそ絡まなかったものの、成績的には抜群。ディープ産駒だけではダメで、ノーザン系のパワーを持っていることが、必要なポイントとなってくるのは間違いない。


3.父がディープ系でない馬はミスプロ系が基本。ただ、ドクターデヴィアスの血を持つ馬というのは人気がなくても穴をあける可能性があるため軽視できない。

昨年3着キセキ、一昨年3着グレーターロンドンはドクターデヴィアスの血を持っていた。その血統は底力がかなりある血統なので、東京の千八という特殊なコースでこそこの血統が生きる可能性がある。


4.追込み馬でも届くことはあるが基本先行馬から

昨年のアエロリットの競馬が一番この毎日王冠向きと言える。先行して早め抜け出し。開幕週で時計も早く前が止まらない馬場であるため、春の東京シーズンで好走をしてきた馬には期待が持てるし、末脚を持つ馬でも大外を回す分勝ち馬は先行馬が多くなっている。ただ、割合的には後ろからいく馬も多いためそこでの穴は気をつけたいところ。