スプリンターズS タワーオブロンドン

前走のセントウルステークスを1.06.7という驚愕のタイムを出して勝ち切ったこの馬。前走はスプリント戦とは思えないようなコンマ0.5差をつけて快勝。相手も弱くなく、重賞馬であったり実績のある古馬であったりとこの馬に簡単に勝たせないような馬が集っていた。ただ、この馬はスプリント戦になれが出来てきたのかかなり凄いパフォーマンス。ここ3戦で連続して上がり1位を使ってきてる。もともとマイルを使ってきているが、オープン、G3で完敗を喫していたことから1400.1200と短縮で好気配。アーリントンカップは相手が弱く圧勝してきたとは言え、かなりのレコード型。函館で負けているし、キーンランドでも負けている。時計がかかって欲しいプラスこの馬の有利な展開に向くことが重要。この馬は中山の1200メートル戦は初出走。確かにこのコースはかなり特徴があり先行力重視しこのコースの成績がないというのはかなり怪しい。ただ、時計的に雨が降らずにバンバン時計が出るときというのはこの馬の対応できるタイプにハマった時だと言える。母母のシンコウエルメスは兄弟にオースミタイクーンや、ジェネラス。英ダービーの勝ち馬ジェネラスは鋭い末脚というより深い芝にしっかり重心を置いて走る馬。父もアメリカジーワンやイギリスジーワン勝ち馬。どちらかというとパワーにかける印象があり、時計次第で印の重さが変わってくる。ただ、ミスプロ系の父というところでは普通に評価。