ユニコーンステークス 有力馬診断 サトノギャロス

未勝利を勝った時のタイムは、その日の最終レースの1000万のタイムと同じタイムを出した。その時点でなかなか強い馬で怪物なのかなと思ったが、その次のレースの500万のレースで5馬身差の解消。2番手から上がり2位を使うという馬で素晴らしいレースセンスだった。別にそこまでスローというわけでも無く、同じく逃げたサトノアイビスは11着完敗。途中で10秒台も出ていてよく上がり一位を出したという感じ。距離の不安面が心配されるのだが、なかなかの上がりを使えて持続型のため距離延長はあまり気にしなくていいのかもしれない。切れる脚を使う1200の馬ではないので1600もこなせそうだ。左回りの心配点のみか。
血統面からは父がヘネシー系で母父がサンデーサイレンスと日本とアメリカの名血が混ざったかなりの良血馬。ヘニーヒューズ産駒だけに1400の方が活躍馬は多数だが、連勝がある間や3.4歳時はかなり優秀な成績を残す。兄弟にはプタハという馬が全兄だが、この馬も1800とかをこなす器用な馬で、距離はそのまで心配する必要はない。東京コースに変わることはもしやプラスに働く可能性がある。プタハはこのあいだの500万で2着に入ったし、東京コースに戸惑いはなさそう。もしかしたらプラスに変わるかもしれない。母父にサンデーサイレンスが入っているため、スピードはそこそこ出そうな感じ。京都の1200であのハイラップを刻めれば上出来のスピーダー。根性がどうかはわからないが、並ばれる前に抜け出せればかなりいい勝負にはなりそう。

東京→◎
距離→◯
スピード→◎
根性→◯

評価4.5