ハイジとペーター

いつも寝巻きで、グダグタしている愚息が

珍しく、洋服を着て、
正座して、飯を食っていた、ある日。


ズボンの上に乗った、腹が凄い。


目が離せない。



私が…君の、その腹の下で… …

ハイジとペーターが、雨宿りしてるよ。

アルプスの山の天候は、変わり易いからね
雨宿りする所を、確保しないとね。

ペーター。大きな岩陰がこっちにあるよ〜

本当だ！ハイジ。ココなら焚き火もたけるね。
えへへ…ちょっと早いけど、お昼にしちゃおうか？

ペーター、食いしん坊ね。チーズ焼いてくれる？

いいよ、ハイジ。

ねぇ、ピーター、ユキちゃん達も呼ぼうよ

ウン、他の山羊達も、雨宿りさせよう！

…って、言ってるねェ〜。
ヨーロレイホ〜♪



愚息の腹だけで、
アルプスの少女ハイジが、
私の一人芝居で、上演出来た。

自分の、才能が怖い。







先日、
Ｙシャツだけを着た、愚息の姿を見て…

Ｙシャツが、可哀想だから、
脱いだ方がいいよ。と、懇願した。



腹の辺りのＹシャツが、ボンレスハムを通り越して、
中世のコルセット状態！
Ｙシャツのボタンが必死に、耐えている、
壊れそうな、コルセットだ。

Ｙシャツなのに、コルセットにされている

Ｙシャツ…虐待物語。

飛ばされそうなボタンが可哀想で、
見ていられない。
ボタンが歪んで、
ムンクの叫びの様になっている。
ホラー映画にも成りそうだ。

ボタンだけで、脚本が書ける！

自分の才能が、怖い。





ハッキリ言って、デブ具合は、
私の方が… …負けていない！

かつて無い、体重になっている。

だって…ゴロゴロ♪したいのヨン♪と、
ワンコが、言っている。


体重管理と言う、その手の才能は… …
マッタク・ナ・イ！


無いから… … …明日、考えよう。


ヨーロレイホ〜♪