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184件のひとこと日記があります。

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2019/02/05 13:18

 悲しいくらいに、良い天気だった。
お墓の前に立って、私はなにをするでもなく、花を供えていた。

 彼女たちを認めてあげれば、きっと死ななかったわ。
貴方は、自分が認めて欲しいばかりを口にしていた。
 そんな貴方と友達になっても貴方は私を認めはしないのよ。
私はお墓の前に立ち、手を合わせ、小さなトロフィーにしたの。
おめでとう。
おめでとう。

 貴方が認めるのは、自分しか居ないのよね。
石碑は、どれも笑顔は見せないけれど、貴方が殺す必要が無かったのだけは、確かじゃないかしら。
トロフィーをひとつずつ供えてから、私は考えた。いろいろと考えた。

 私は貴方にはならない。だから、貴方の《ように》貴方が、他者から認められない苦しみを刻み込めるように。
私は、貴方を嘲笑うことが出来たの。

 貴方が嫌うものを好み貴方が認めないものを認め、貴方に理解できないことをしても、これらのお墓にはまだ足りないのかもしれない。

 だけれど貴方はこれが彼女たちの痛みだとはこれっぽっちも感じないのね。
だからただ、私を嘆かせるしか能がなかった。
貴方はやはり、誰も認められないのね。

 貴方が認める心を持てない人間だから、私は認めることが無いのよ。
私以外のたくさんのお友だちに認められればいいじゃない。

貴方が苦しむのは、認めることが出来ないのに、狭い世界を守るから。
 他者を認めたら簡単に崩れるような自分を持つ貴方は、私と仲良くなんかしたら、簡単に崩れてしまうのよ?

 貴方には自分が無い。他人を認めることも無い。

 それなのに、私と関わろうとするくらいに愚かだった。
貴方が誰かを認めるなんて風の吹き回しに、私は何故か笑ってしまった。
だけどそれは、貴方に見えたからでしょう?
自分が好きなのね。
だけど私、貴方が認めないものを認められるの。貴方と違って。


今日も、良い天気。
 あの日無気力に立ち尽くした貴方が最高だった!
まるで強い日差しに当たる泥人形ように崩れていくのが見えたわ。
あなたの空洞は、そのままぐしゃりとあなたを潰すのね。

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