94件のひとこと日記があります。
2019/06/06 20:42
ジューンブライドの由来
〇ローマ神話の女神ユーノー (Juno)
ユーノーは、女性的気質の神格化。主神ユーピテルの妻で、結婚や出産、育児の象徴、女性や子供、家庭の守護神とされ、6月を守る神。6月に結婚することで、ユーノーの加護を期待するわけです。6月 Juneは、この神様の名前からきています。
ユーノーは、ギリシア神話の、ヘーラー(Her Here)と同一神とされています。
ヘーラーは、ゼウスの妻で、ギリシア神話に登場する最高位の女神。婚姻・産褥分娩と家庭の女性を守護しています。古代ギリシアでは一夫一婦制が重視されていました。貞操が堅く嫉妬深い性格で、ゼウスの浮気相手やその間の子供に苛烈な罰を科していたりします。
ただ、ゼウスはなんといってもゼウスですので(?)、マジ切れすると怖く、ヘーラーが、ポセイドーン、アポローンたちとつるんで反抗した際には、捕まえて縛り上げ、逆さ吊りにしています。しょせん神話も男性視点です。
〇結婚が解禁になる月
かつてヨーロッパでは3月、4月、5月の3ヶ月間は農作業が忙しく、結婚が禁止されており、結婚が解禁される月が6月であったため、多くのひとびとが結婚式を挙げたことが由来になった。しかし、実際に禁止されていたという記録はないらしい。
〇気候・時季が結婚式に最適
ヨーロッパでは、6月は1年間で最も雨が少なく、天気の良い日が多い時季にあたります。天気にも恵まれ多くの人に祝福してもらえ、6月に結婚式を挙げると幸せな結婚生活を送ることができるだろうということから。
女神ユーノー説が最も有力と言われています。
6月に結婚すると、逆さ吊りにされるかもしれません。
2017年ゼクシィの調査、月別に見ると、6月の結婚式の数は9%。
この統計を見ると、式の時期は、気候と他の行事との関連で決まるようです。