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15件のひとこと日記があります。

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2020/07/13 00:42

時には昔の話をしようか

写真を撮り始めたのは、モータースポーツファンになった時。
ファンになってすぐに分かりました。一寸先は闇であること。
それでも走らずにはいられない。
レースに駆り立てられる者は、走る者、走らせるスタッフ、スポンサー、観客
魅了された者の全てが狂ってる。

好きなライダーの走る姿は、美しく、儚く
好きになればなる程、一寸先は闇なのが怖くなる。
私の前を駆け抜ける時は一瞬だから、その一瞬を目に焼き付けなければ
次の一瞬はもう二度と無いかもしれないのだ。
私は絵を描く人間だったけれど、駆け抜けるこのスピード感は、絵では表現できないと思いました。
絵みたいなまどろっこしい物ではないのだ。
私はカメラを手にしました。
初心者用から始めたけれど、一眼レフと望遠レンズ。
私は最初から、最も難しいと言われる「走り写真」を撮るつもりでカメラを始めました。

初めてカメラを手にした時から、アマカメラマンの人々を沢山見ました。
ほぼ男性達で、プロはだしの高価な機材を使いこなす人も沢山いました。
そんなに写真を撮ってどうするのだろう?
この人達は何を目的に写真を撮っているのだろう?
アマカメラマンの男性に聞いてみました。

私は貴方達は「ハンター」に見えると言いました。
彼はそうじゃない、むしろ「スナイパ─」だと言いました。

その一瞬のシャッタ─チャンスを狙撃し、しとめるのがカメラマンみたいな回答でした。
説明して貰っても納得しかねる。
いまだに私には彼らは「ハンター」に見えます。
だって、美しい写真?決定的な瞬間?
写真が上手に撮れれば、それが貴方達の技術的な達成感なんでしょう。
その対象は誰でも良くて、ただ上手く撮りたくて撮っているなら、それは狩っているように見えるのです。



私は違う。
根本的に違う。
私は、愛情で撮っている。
好きだから撮っている。
永遠に見ていたいから撮っている。
駆け抜けてくる一陣の風のような瞬間が私のそばにいてくれる時間で、そして、はるか遠くへ行ってしまう。
行かないで、いつまでもそばにいて!と叫んでいるのが、私の写真です。

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  • ななみさん

    ◎オラシオンさん
    いいね!ありがとうございます。
    なんか恥ずかしい話ですが。(^^;(汗

    2020/07/13 12:47 ブロック

  • ウェイ君さんがいいね!と言っています。

    2020/07/13 09:50 ブロック

  • オラシオンさんがいいね!と言っています。

    2020/07/13 08:36 ブロック

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