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2019/07/18 03:11
昆虫日記 (瓶替え)
先日より、今年羽化予定のクワガタの「瓶替え」を、徐々にやっていたのです。
今日、全て終了しました。
因みに、「瓶替え」は、普通は、3ケ月 に一度…位のペースで行いますが、それは「雄」の場合です。最初の瓶入れから、だいたいは、3本 の瓶を使用します。
「雌」は普通、2本で育成します。「雌」は体も小さく、食いもその分少ないようです。
また、「雄」でも、小型の個体は、2本で成虫になる場合も有ります。
月曜に瓶替えしようとした、今にも羽化しかけの個体は、2本目の瓶でした。(火曜日には羽化してました。今は赤い体で蛹室にいます)
この「瓶替え」の目安は、菌糸がボロボロにされつくしている場合(白い所2割、おが屑8割くらい)…に、私は「瓶替え」をしています。
話が逸れましたが、今年の結果を記入しておきます。
神崎産のCB
成虫…雄、2匹(60mm程度)
蛹…雄、1匹(70mm以上?)
久留米産のCB
蛹…雌、1匹(45mm位?)
幼虫…雄?、1匹
☆…2匹
産地未特定のCB
雄…1匹(50mm位?)
☆…1匹
最後に、瓶のサイズですが、大型の雄…を作るには、大型瓶が…と書いて有るのをよく見かけますが、私のマイギネス、80mmは、800ccの瓶から出ました。
当時、一番大きな幼虫は、2000ccの瓶に投入したのですが、結局、80mmに届きませんでした。
期待していなかった幼虫が、思いの外成長し、80mmになっていました。
以来、私は800ccか、1100ccを使用しています。
今回、事の外大きな蛹室を作った神崎産の蛹は、800ccに斜めに蛹室を作っていました。(しかも2本目の瓶です)
幼虫は、自分のサイズを自身で把握しているので、蛹室も自身がちゃんと蛹になれる広さ…を作ります。
私の経験では、そんなに大きな瓶を使用しても、結局は無駄にする部分が多いだけ…の様な気がします。
また、店舗で買う菌糸瓶や菌糸ブロックは、店側が独自に配合した、大型化に必要な添加物が入っています。そのレシピは、どの店も企業秘密…だと思います。
より大型化を目指したブリーダーの方は、そこに独自に添加物を配合するそうです。
これも、入れれば良い…という物でもなく、多過ぎれば悪い結果(羽パカ等)を起こすらしいです。
私は、売るつもりも、ギネスも狙っていないので、店側が配合した物をイジラズ、使用しています。