競輪
6件のひとこと日記があります。
2021/02/03 20:50
'21きさらぎ賞各馬評価／展望 （後半）
●ヨーホーレイク…G1�Ｃ紊如�各馬キャリア浅い世代戦の中ではあるとはいえ、実績は最上位ということになる。ドゥラモンドやラーゴムなど、出走馬の騎乗経験がある鞍上が選択したのか、他の馬の依頼がどうだったのかなど詳しい経緯は知らないが、実績的に誰でもこの選択になると思われるのでそこに（他の2頭にとっても）特別な意味はないだろう。
調教師は初戦後に長い距離向きと語ったという話があるが、個人的にはそれには疑問で、1戦だけで把握できることではないし、その内容も余力ある加速ないし等速に近いラップでもなく、全兄弟も父ディープとしては短めの距離を中心に走っている傾向なので血統的にもどうか。
この馬自身のR内容見ても、減速ラップしかなく（どれもある程度そうならざるを得ない条件下ではあるが）スロー1800→スロー2000→緩み気味2000なので、これより長い距離に向きそうと思える材料はない。むしろ、良くない馬場でそれだけスローからの決め手勝負に対応出来ているのだからスピード面の方が優位そうに現状思える。
ただ、それがマイナスになるのはスタミナ問われる条件下での話であって、中京2000でこのメンバーであれば（スローになるだろうという展開面も含め）さほど問題にならないとも思う。
前走の重い馬場でそれなりに走れていて、重めの馬場で決め手も使えていることから今の中京でも2000であれば問題ないはず。
G1�Ｃ紊納太唳脳絨未�つRで見せている能力もこのメンバーでは最上位といえる存在だが、そのG1の勝ち時計は同日未勝利勝ちと差のないものでもあり、レースレベルがどうだったかは疑問もある。勝ち馬は実績上世代NO.1と目されるダノンザキッドだが、個人的には世代未対戦馬の中にクラシックの主役がいると思っているのもあってそこは評価のポイントにはならない。
底見せてない組で何かがいないかが問題になりそうだが、このメンバーでは上位の存在であることは確かと見る。
●ラーゴム…初戦は良馬場でも変則開催で通常以上に使われて悪化していた阪神2000で新馬勝ち。2,3戦目はそれぞれリステッドとG3でともにそれなりのメンバー相手に僅差の2着。
初戦は全体はスローだがテンは速く（2F目に10.8）、重かった馬場を考えれば減速を抑えてフィニッシュするラップは好内容。2戦目のアイビーSも次走G1を2着するオーソクレースと同タイムでクビ差2着、当日は稍重→良馬場推移で雨残りでもあり、少し掛かる馬場とすれば時計も悪くない。
血統面では父オルフェーヴルにミスプロとしては重めの母系で、初戦を見ても重い馬場も問題ない。スタミナ面ではやや課題あるかもしれないが、少し重い中京2000のスローならこなせる範囲か。
●ランドオブリバティ…前走はホープフルSで4角逸走競争中止。ゲートから隣の馬に接触して力みながら先行するなどした末でもあった。4角での手応えが良かったので何もなければ好走と見る向きもあるが、個人的にはやや疑問視のスタンス。
逸走自体はそこまで珍しいことではないが、本当に問題なく普通に好走する能力のある馬がああいった極端なアクシデントになることは考えにくいと個人的には思っていて、重かった馬場でテン急坂の中山で前半から力んで行ったことや適性（父ディープで重い中山にさほど向いてるとは思えない）など複数の要因で消耗が大きかったゆえと思っている。
ステイゴールドの逸走などが例に挙げられていたが、あれもダートでのもので適性不向きが大きく影響していたのでは。
実際、4角で早めに逆手前に替えてしまって逸走に繋がるわけだが、手前を替える直前から膨れ始めていて、手前を替えたことによる結果というより、膨れも手前替えも消耗が原因で起きている事象ではないか、と。
手応えが良かったのではなく、抑えているのをそう見えるだけなのでは？とも。
ただ、条件替わって回りが替わること以上に前走のかなり重い中山からタフさは緩和されるので、適性としては好転しているはずで、軽視は出来ない存在でもある。
●ヴェローチェオロ…回避。ゆりかもめ賞か。中京も合いそうではあるが、いまの東京の2400は合いそうではある。
◎まとめ…キャリア少ない中で難しいところはあるが、人気勢はそれなりには強く、大荒れは考えづらいか。人気のどれかが勝ちそうだし、人気サイド同士での決着という可能性も低くはなさそう。そのうえで判断材料少なく読み切ることは難しいことを思えば、さほど買うRではないかも。
人気薄の中で狙うとすればトーセンクライマーとタガノカイか。
- ヨーホーレイク
- ドゥラモンド
- ラーゴム
- ダノンザキッド
- オーソクレース
- オルフェーヴル
- ランドオブリバティ
- シデン
- ステイゴールド
- ヴェローチェオロ
- トーセンクライマー
- タガノカイ
