函館記念は洋芝適性が鍵

函館競馬場はコースレイアウト的には逃げ先行有利になりますが、2000mは瞬発力とスピードだけでは乗り切れません。函館と札幌には一般的な芝よりも時計がかかる洋芝が使われているため、洋芝適性あるいは豊富なスタミナを持ち合わせ、ラスト1Fをしっかり走れる馬が強そうです。

すでに函館開催の巴賞を勝っているナイトオブナイツ、0.1秒差2着のブレスジャーニー、0.1秒差4着のクラウンディバイダは洋芝適性がありそう。特にナイトオブナイツは函館札幌3戦3勝。

実績だけでは未知なる可能性を拾いきれないので血統からも洋芝適性を探りました。父または母父にロベルト系を持つ馬。該当馬は沢山いますがマイネルハニー、エアアンセム、クラウンディバイダ辺りが気になります。

また豊富なスタミナで乗り切りそうな血統は、SS産駒の中〜長距離系です。ステイゴールド系からトリコロールブルー、ブラックバゴ、ハーツクライ系からトニービン持ちのナスノセイカンが気になります。もし雨で重くなれば更にチャンスがありそう。

最後にロジチャリスの調教タイムが全般的に現在1番人気のトリコロールブルーを上回っているのが気になります。一発あるかも？

馬体重発表後、マイナス体重になっていたマイネルハニーの評価を下げましたが、パドックを見てマイネルハニーの評価を戻しました（笑）

◎ 11 マイネルハニー
◯ 7 トリコロールブルー
▲ 13 ナイトオブナイツ
△ 1 ブラックバゴ
△ 12 ナスノセイカン
△ 4 クラウンディバイダ
☆ 8 ロジチャリス