アーモンドアイの粗探しをする（追記）

タイトルがもう嫌な感じですが、確信が取れればアーモンドアイに自信を持って突っ込めるので、この検証は大切です。

血統とかはわからないので、僕が予想する上で大切にしているポイントで査定していこうかと思います。


1.長い直線のコースを選んで走っている

新潟1400 359メートル 2着
東京1600 525メートル 1着
京都1600 404メートル 1着
阪神1600 473メートル 1着
東京2400 525メートル 1着

新馬戦は短めの新潟内回り。
そのほかは、長い直線がある東京コース、京都外回り、阪神外回り。
瞬間的なキレではなくトップスピードと持続力のある走りに適したコースを選んでいるのでは。
今回の舞台は京都2000メートルであり、内回りで直線が短いうえ、スタートからコーナーまでの距離が短い。ペースが流れれば進路も選べるが、スローになれば距離ロスしてでも前に出なければならない。
過去にない不利な条件でも、力でねじ伏せられるか？その隙間がこの短い直線ににあるか？短い直線で戦うために、かなりの損が出るのでは？


2.極端なスローペースになったらどうする？

負けるとしたら極端なスローペースか。
京都の4コーナーはど詰まり。大外に進路を取り、ロスのある中短い直線を戦えるか。
新馬戦の新潟1400メートルはまさにこれで、スローペースの中スペースに詰まり、大外を回って短い直線で敗れた。
外枠だろうが内枠だろうが、すんなり好位を取れるイメージは湧かない。ルメールは先ほどの記事の中で、昨年の秋華賞ではディアドラで最後の直線では距離が間に合わないと判断し、インを狙ったと話している。昨年は馬場が重く、
ペースも早めだった。
もしペースが遅く、さらに詰まったら。
ラッキーライラックを筆頭に、前目につけて好位なら末脚を発揮できる馬との差はそんなに離れているだろうか？
アーモンドアイが経験したスローペースは新馬戦の新潟1400メートル。負けるならこのパターンか。


3.コンディションはどうか

ルメールのインタビュー記事では、状態はいいが休み明けのため100%ではないと答えている。95%でも十分チャンスがある、という言い方から、額面通りに受け取って良いのではと推察する。
体重はプラス10キロとのこと。余裕も少しある中でのプラス10キロと思われるが、筋肉が大きくなったという記事はあるが、成長分はすごく大きいとはいえないだろう。
コースバイアスによる不利と、夏を超えた他馬の成長分、コンディションでどれくらい差が縮まっているか、精査するポイントとなる。




ルメールが上手く乗るだろうし、今まで圧勝だったんだから勝つでしょ、と言われたらそれまでなんだけどね。
上記を覆すようなポジディヴ要素も加えておきます。

◇ポジティヴ要素
だとしてもほぼ無敗。内容は圧勝に近い。デビュー戦は評価対象にするべきではない。
京都2000メートルはルメール騎手の得意とするコースであり、勝率は31.7%。
その極意についてはネット競馬ニュースのインタビューでも答えている通り、ペース判断さえ誤らなければ取り逃がすことはなさげ。

http://news.sp.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=41384&rf=top_headline

コースについての不安は他のインタビューで挙げていたが、それこそリアルな反応で、現実をしっかり把握している印象を受けた。

以上