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2018/09/20 08:05
神戸新聞杯の傾向・特性について長々と考えてみる その2
○逃げ馬にとって、残り3Fでの後続馬との距離を計算し、自らが出せるであろうゴールまでのラップタイムと、最速馬が詰めてくるであろうラップタイムを計算に入れられれば、先行馬が勝つ未来は見えてくるかも(それは逆もまた言えるのだけれど)。
○その程度を検証してみよう!
○上記に挙げたこの過去のイレギュラー5パターンが、先行馬が3着以内、または1着になるための閾値を教えてくれるヒントになりそうな気はするが。
○5頭のうち唯一の2着馬であり1着との馬身差が近かった(2馬身)リーチザクラウンは、ラスト3Fの時点で、上がり最速の1着馬イコピコから7馬身くらい離れていたように見える(目測)。
○イコピコのラスト3Fが33.7、リーチザクラウンが34.8。
○3F33.7秒は1秒あたり17.8m、3F34.8秒は1秒あたり17.2m進んでいる。
○1秒で60センチの差が縮まっていることとなる。
○1馬身は約2.4mなので、4秒で1馬身の差が埋まる計算。
○早くても32秒で8馬身の差が詰まる計算。(2400のレースで1F32秒で走る馬は多分いないけど)
○結局リーチザクラウンは2馬身差で負けたので、8-9馬身を3Fで詰められ追い越された。
○リーチザクラウンのように、逃げ馬で3F34.8秒は決して遅くないタイムだと思うけど、上がり最速馬にこのレースで勝つためには、もっと早い上がりを出すか、もっと残り3Fの時点で差をつける必要がある。
○しかし、リーチザクラウンの走った2009年の神戸新聞杯は、最初に挙げたようにスタート3Fがこの11年の中で一番速い部類であり(35.5秒)、これ以上速いペースを望むことは簡単ではない。
※ラップ計算まですると面倒臭いのでとりあえずスタート3Fでペース決定
○道中平坦が多く、ペースに差をつけにくそうなコース形状。加えて、長い直線と最後の急坂を駆け上がるために余力が必要なため、ラスト3F時点でを差をつけるためにハイペースで飛ばすことはやはり難しいのでは。
○よって、たとえ前目の馬であっても上がりが速い馬じゃないと3着以内に入ることが難しい。
○一番前で勝負するならば、
スタート3Fが35.5より速くてもラスト3Fが34.8並かそれ以上に速く走れる馬なのか、
スタート3Fが35.5秒よりたとえ遅くてもラスト3Fを34秒半ばより速いくらいのタイムで走れるのか、その馬を検証する必要がある。
※もちろん馬場状態やペースにより若干タイムは前後する
○逃げないにしても、前目先行するならば、自身の末脚が最も発揮できる位置に居るべき(当たり前だけど)
○総合力が高いけど末脚が早いわけではないダンビュライトもこのレースは4着に終わる。
○最低限求められる末脚のレベルが高いため、今回のメンバーをよく調べる必要がある。
○逃げるであろうエポカドーロやステイフーリッシュがこの条件に対してどう噛み合うか、考える必要がある。